【設定資料集ほか特典付き】奇妙系ホラーノベルアドベンチャー「怪話2」 [法螺会] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
■ゲーム概要
○タイトル 怪話2
○ジャンル 奇妙系ホラーノベルアドベンチャー
○バージョン 特典付き有料版
○プレイ時間 5~6時間
○ゲームオーバー あり
○エンディング分岐 なし
○対象年齢 15歳以上推奨
※ゲーム本体はフリーゲームサイトより無料でプレイいただけます
※前作「怪話」との直接的な繋がりはないため本作単体でもお楽しみいただけます
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■制 作
○シナリオ/演出/スクリプト
笹森簀児
○キャラクターデザイン/イラスト 白米 様
https://twitter.com/Tamago_onRice
https://www.pixiv.net/users/73498659
○企画・開発 法螺会
https://twitter.com/HORAKAI_games
https://horakai.com/
サンプル
レビュー
前作『怪話』は心霊ホラー、今作『怪話2』は奇妙系ホラーと意図的にジャンルが分けられている通り、前作とはまた一味違った怪しさを楽しむことができました。15話+αと非常に多くのお話が収録されており、背筋が凍るような怖いお話から、読み手の心が揺さぶられるようなお話までバリエーションに富んでいます。
そんなお話の数々に共通していたのは、自分で考察を深める面白さ。
お話の細部までを描きすぎない、説明しすぎないことで、プレイヤー自身がプレイ中・プレイ後にあれこれと考えを巡らすことを意識して制作されていたように感じました。
単に僕の読解力が不足していたという場面もあったかもしれませんが…笑
ゲームを遊んだ後には、プレイ済みの方と感想戦をしたり考察を語り合いたくなるような、そんな「余韻」が怪話2の物語の大きな特徴ではないかと思います。
そして有料特典としての設定資料集では、裏設定やプチ解説によってプレイ中には気づけなかった要素に気づくことができたり、作者の狙いについて触れた部分では、「プレイ中、自分でもまったく同じこと言ってた!」と完全に作者の思惑通りだったことを分からされたりと、プレイ後の読み物として非常に面白かったです。
既に新作の情報も出ている同サークル。
この怪話2を通して、今後の作品からも目が離せないな…!という思いがさらに強くなりました。 前作の一篇である『ゅべぬろ』と、そして『星影の館』の路線を継承したレトロ感が残るサウンドノベルにしあがっており、舞台も時代も異なるバラのオムニバスが怪異や別のエピソードという既知や視点によってだんと意味と因果を成していくというのがまた怖くもあり、作中全体を通した等価交換をテーマにした寓話めいた展開は登場人物達のみならず、選択肢を決めるプレイヤー自身にも対して皮肉が効いて実に面白くGod。
自分的にオスメのエピソードは赤いなめくじ。