フリーランスへの旅 [43歳からのゲーム作り] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
初心者の44歳が人生をかけて作りました。
ただメッセージ性が強くなってしまいゲーム性はほぼありません。
サンプル
レビュー
基本はシンプルでオーソドックスなRPGゲームです。短めのシナリオなので2時間ほどでクリア出来ると思います。
その場で出来る範囲でコツとレベルを上げ、お金をためて装備をそろえて次のステージへと向かう。これの繰り返しで特にストーリーらしいストーリーは少ないです。
正直プレイしている時はあまり楽しくありませんでした。
しかしエンディングで製作者さんが伝えたかったことを理解したうえで改めて最初からプレイしなおすと、このゲームには作者さんのこれまでの人生経験をゲームに反映しようとした努力が見えてきます。
最初は通常攻撃を選択して敵を倒していれば良かったのが次第に頭を使って戦略を練って考えて戦わなければ勝てない敵が出てきたりというRPGでは当たり前のことに対しても意味を持たせようとしている私は思いました。
シナリオに関しても製作者さんの経験から作られたのかな…と思えるセリフやイベントが多々あり心に刺さるものがありました。
初めてのゲーム制作らしく粗削りではありますが、この作品を完成させたのは素直に尊敬できると思います。
苦境に負けずに努力する製作者さんを応援し次回作にも期待しています。 制作者様が43歳という年齢で勉強をはじめてついに完成させた作品とのことです。
まずゲーム部分に関してですが、初制作の作品ということもありとにかくシンプルを突き詰めたようなコマンド式RPGです。
操作キャラは3人おり、回復や状態異常解除といった支援ができる主人公、特技を持たず通常攻撃しかできない戦士の女性、強力な魔法を使える魔法使いの女性とRPGの王道をきっちり抑えてきています。
しかしシンプル故に戦闘中に取れる戦術が少なく、レベルや装備で上がるステータスの影響が大きいことも相まって、装備を更新してレベルを上げて殴ればいというゲーム性です。
幸いにもレベルがそこまで上がりにくいという事はないので、古き良きRPGに慣れ親しんでいる方であれば苦にはならないと思います。
上記の通りゲーム部分だけをみたらサンプルゲームもかくや、と言ったところですが、この作品の魅力は制作者様の背景並びにそこから生み出されたセンスの光るテキストにあると断言します。
主人公はフリーランスの書を求めて旅に出るのですが、道中魔物と遭遇し戦うことになります。当然主人公たちはゲームの都合上HPが尽きて全滅することがあります。
全滅したら主人公たちは死んで旅が終わる…というのがRPGでいう当たり前ですがこのゲームはなんと「気持ちが途切れてしまった。」というテキストと共にタイトルに戻ります。
そう、主人公の旅が半ばで終わるのは気持ちが途切れてしまった時のみで、気持ちが続く限り旅も続くのです。
その他にもNPCのセリフも前向きなものが多く、主人公とプレイヤーの気持ちを支えてくれる味わいの深い仕上がりになっています。
エンディングまで到達する頃には制作者様の気持ちが途切れなかったからこそこの作品が完成し、こうしてユーザーの手に届いたのだと感慨深さすら感じました。
君たちはどう生きるか、その問いに対する確かな生き様がこにあります。 このゲームを遊んだ時、プレイ時間の大半をレベル上げに費やすことになるでしょう。
RPGといえば、物語を進めるという目的のために経験値を稼ぎ、戦闘力を強化していくという手段をとるのが常です。そして基本的に目的が達成され、展開が進んだ時にこそ快感が生まれているといえます。
が、このゲームのストーリーはかなり素朴であるため、私たちプレイヤーは手段の中に楽しさを見出すことになります。
有象無象のモンスター、手間の割に微小な経験値、使うことのないスキルの獲得など、3時間程度の短いプレイ時間の中で、先行きが見えない虚無感に囚われることは珍しくありません。しかし、ある時点でブレイクスルーが起こり、爽快に敵を倒していけるようになり、その間の努力が報われた気分になるのです。
成功した未来への見通しがない状況で、それでも足を進め手を動かさなければならない。そんな状況におかれた主人公の気持ちが伝わる、ある意味で誠実で切実なRPGです。
疲れてしまった時にふと、プレイすると元気がもらえる。そんな気がします。
あなたも購入して、気持ちだけでも強くなりませんか? このゲームは序盤こそある隠し要素に気付かないと資金面で厳しいが全体的な難易度は低い方。ただしレベルや装備をそろえないと一気に苦しくなる。まあ古き良きRPGではよくあることだが。
そして村人や国王のセリフも独特で刺さる人には刺さる面白さがある。個人的に好きなセリフは「後悔するのは前に進んでいる証よ」。エンディングを見た後だとさらに味わい深くなること間違いなし。
また資金の量でセリフが変わる村人や話しかけるたびにセリフが変わる囚人がいたり一部とはいえセリフ差分もあるのはこの価格のRPGでは珍しいと思う。
エンディングのセリフはどちらも必見。 フリーランスの書を見つけ出すことが目的のRPG。
レベルを上げて装備を整えて、じわ冒険範囲を広げていって
bosを倒して次の町へ。
戦闘に雑なところが一切感じませんでした。
簡単ではないが難しすぎない…。
ボス戦で、おそらく今、作者さんの想定レベルで進めているんだろうなという謎の実感がわきます。
めちゃくちゃテストプレイして調整して、ギリ勝てるラインを探ることに時間をかけていたのではないか。とうかがい知れる戦闘バランスでした。
現状一切サンプル画像のない謎の作品ですが、魂が込められ、叫びをあげている。
何度か気持ちを途切らせながら、エンディングまで3時間かりました。
セーブデータのプレイ時間は2時間くらい。
エンディングを見よう。 あくまで20円で販売されているRPGとしてのレビューです
一通りクリアしましたが2時間弱ほどでクリア可能です
RPGとしてはレベリング要素が強めで会話はあまり多くなく、レベリングが好きならコーヒー1.5本分と考えたらまあ楽したかなと思いました
10レベルでクリア出来ましたが装備更新やレベルアップでじわと敵を倒すのが楽になっていくのは楽しかったです
9レベル以下でクリア出来たら尊敬します
それと最終エリアのやりこみボスがいるみたいで、このレベルだとまず勝てなさそうだったのでこれに勝てるまではやりこめると思います
1作目を完成出来たことはとても喜ばしい事と思います
今後も頑張ってください