モモカの大冒険 [ぽんぽんたぬぽん] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
サンプル
レビュー
色々探索し7時間30分程でクリア後のオマケも全部クリアしたと思います。面倒な雑魚戦闘は最低限でサク進んでエロが見れてクリア出来るR18RPGゲームは多く、注目されにくいのは思いますが、この作品を自分はお勧めしたい理由があります。
【こが一味違う部分】
『日本のおとぎ話の英雄の娘のキャラクター、シナリオが面白い』
・サクRPGだとシナリオが薄い作品を見ますが、この作品はしっかり作られて、アッと驚く展開や感動したりと個性豊かなキャラクターが自分の考えで動いて織り成す話は見て楽しかったです。
・無駄な雑魚戦闘や最低限のマップの広さで、話のテンポが良くなってるのも良かったです。
『ボス戦がヌルゲーになってない』
・簡単にレベル上がっちゃうとボスは戦うだけで倒せたり装備やアイテムとか特に買わずにクリア出来てしまったりヌルゲーになり過ぎて戦闘がツマラナクなったりした事ないでしょうか?
・このゲームはキッチリバランスを取ってボスには装備はしっかり準備し、アイテムも使わないと勝てないので戦闘の勝利の達成感がしっかり味わえます。
『隠し要素があり探索する楽しさがある』
・手あたり次第壺とか調べる探索ではなく、ヒントや見たら怪しい場所とかを調べると隠しエリアとかあったり1度クリアした場所でも戻って調べると発見があったりと探索するRPGの楽しさがあります。
【Hシーンは動きがありますが滑らかさは今一つ】
エロは滑らかにとは言えませんが動きます。んー頑張って作られているのは分かりますが、この部分は弱いかな
キャラクターが良いので絵が気に入れば実用性はあると思います。
【感想】
色々なサク進むRPGして来ましたが、この作品のRPGバランスは素晴らしいの一言です。
サークルさんのCi-enでの活動や人柄も良く、多くの人にプレイして欲しいお勧めの作品です! 英雄・桃太郎の娘であるモカちゃんが、金太郎・浦島太郎の娘ともに世界を救う和風RPG作品。
大体のあらすじやゲーム概要は作品紹介に書いてある通りですが、この作品には女主人公エロゲー定番の売春無し、淫乱化無し、
セクハラや凌辱の比率もかなり少なく、実に健康的な作品という印象を受けましたw
(元々エッチ大好きなスケベな子はいますがw)
ストーリーは王道でゲーム部分がエロのオマケ扱いになっておらず、広大なフィールドを歩き回り、装備を整え、
ちゃんとレベルを上げないと先には進めない絶妙なバランス。
それでいてレベル自体は上がりやすく、また高速移動に高速戦闘、次の目的ナビなどのサポート機能も充実。
HPMPを全回復してくれるお地蔵様もボス前や町の入り口など至る所に設置されており、
出来る限りストレスをため込まず、快適にプレイして欲しいという作者様の思いを感じました。
唯一惜しい点を挙げるとすれば立ち絵の表情差分に乏しい点かな。
ヒロインのモカが2種類でそれ以外のキャラは全員1種類、すなわち差分なしというのはちょっと寂しい。
とはいえ、ストーリーや設定がしっかりしていて遊び応えは十分な作品。
エロは控え目でも良いのでちゃんとしたRPGを遊びたいという方にオスメの、もっと評価されて然るべきな一本です。 プレイし始めてすぐ抱いたのが、細かいところまで作り込んでいるなぁ、という感想でした。
情報量を詰め込んでいる、という意味ではなく、魅せるべき世界観を際立たせるために、丁寧に素材を配している、という感じです。
例えばレベルを「格」、HPを「命」MPを「術」など、和風の雰囲気に合わせた呼称にしています。
またどうしてもゲームの都合や作劇の簡略化のために入れてしまいがちな現代的な要素もなく、水上移動には原典要素でもある「亀」を持ってくるなど、プレイヤーの没入感を阻害する要素をきっちり排除している徹底さに好感を持ちました。
それに、進んだ街で装備を全員分更新するくらいの稼ぎで無理なくボスを突破できるバランス調整や、敗北Hがある敵にはその旨表記している点、アニメのループ解除の選択肢を射精直前に持ってくることで自分のタイミングでエロシーンを鑑賞できる設計など、随所にユーザーフレンドリーさを感じる工夫が行われていました。
初心者でもとっつきやすいのはもちろんですが、ツクール系の同人RPGを多くやっている方のほうがむしろ、本作の作りの細やかさを感じるかもしれません。
向き不向きについてですが、「アドベンチャーもRPGもエロシーン以外は全スキップ」タイプの方には響きにくいかと思います。
「和姦も陵辱もある程度キャラに思い入れを持った上で」な向きだと楽しめるかと。
特にキャラ描写とストーリー展開はい意味で予想を裏切ってくれました。ネタゲー寄りかと思っていたら、きっちり楽しませてもらいました。
sfc後期くらいの、90年代RPGへの愛を感じる作品でした。
ネタバレですが、ラスダンのセーブポイント直前の宝箱で襲ってくる竜はJRPGの伝統芸能ですね(全滅してもペナルティはほぼないのであまり理不尽さはないですが)