サンプル
レビュー
硬派な絵柄と明快なストーリー進行で一見「全年齢版?」と思えましたが
看板に嘘偽りなく、素晴らしくエロいコンセプトが光る逸品です。
快活なヒロインやクールなキャラがサラッと身体を売る、というギャップのエロさ。
身体を売ることへの悲愴感の無さも個人的は物凄く刺さりました。
イラストも素晴らしい。エロさとは無縁そうな絵柄からのギャップが見事で、良い仕事してます。
あと、この作品の長所として「削ぎ落とし」が上手いと感じました。
ファンタジーRPGというと、いわゆる世界観構築の敷居の低さから
作り手はゴテと設定や伏線を盛り込みがちです。
しかしながらこのサークル様はこれが処女作とは思えないほど
スッキリとしたゲームデザイン、ストーリーを構築しておられ、かつ
少なくないキャラクターを最小限のセリフやバックボーンでとても魅力的に描いています。
不要(余計)な会話がなく小気味良いストーリー展開と
派手さはないですがストレスフリーな戦闘、探索要素
売りである売春要素もプレイヤーの任意によるところが大きいので
探索とエロシーンが互いに阻害しない立ち位置でこれもまたプレイしやすく、近年あまり見られなかった作り手のバランス感覚が光ります。
やりたいことやコンセプトをしっかり保ち、かつ上手に抑制されて作られている良作です。是非
プレイ時間10時間でクリア
非常によくできたRPGです。必要最低限のゲームリソースを最良の配分で作られた秀作。シンプルではありますがゲーム進行にストレスはさほどなく、かといってキャラ同士の会話イベントもおもしろく、決してプレイヤーを退屈させない気配りを感じます。
18禁シーンについては明るい娼婦生活といますか、女性キャラクターはそういうものだと割り切り、かつその中で楽しんでいるようなシーンが多いです。個人的にお姫様魔法使いのキャラと天職が娼婦な女騎士が最高でした。昼は淑女、夜は娼婦を地で行く変態美少女なんぞ最高かよ!?最高だよ!
ただ一つ心残りなのが、主人公である村生まれのKくんが最後まで童貞だったことです。彼は仲間である見目麗しい美女・美少女らと寝食を共にし、ダンジョンで協力し戦い、夜は客の下で喘ぐ仲間たちの嬌声を毎夜聞かせられているのです。もちろん彼にも性欲はありますので仲間たちからの誘惑に揺らぎますが、最後まで彼は童貞を貫きます。しかも仲間の過半数は彼に対してモーションをかけていますし好感も抱いていますので、彼にお願いされば喜んで体を開くでしょう。しかし彼は最後まで己の童貞を守ります。あんまりにも、憐れじゃあないか…。
このゲームをこれからプレイする諸兄らは覚えておいてほしい。あなた方が見る18禁シーンの裏には、心強き青年が煩悶する眠れぬ夜々があったことを。そして彼の救いを求めるならば、製作者様へ主人公が大人の男になるシーン追加を要望しましょう。個人的にはゲームクリア後の後日談で、お姫様のお部屋でクエスト報酬を受け取るシーンがいです。お姫様のシーンがいです。
今作の女性は皆、売春に対し前向き…というか楽しんでいる感じがするというこの手のジャンルでは珍しい反応をする。
売春物というとどうしても調教の末の快楽落ちによる娼婦落ちや借金の返済などにより仕方なく体を売るとかダークな印象が強い物であっために、この反応は新鮮であった。ヤりすぎた故の快楽落ちや、寝取られるといった凌辱物にありがちな展開も存在せず、彼女達の魅力的なキャラクター造形と相まって一層その魅力を際立たせる事の一因となっていると思う。
というか、本作は主人公からして魅力的なキャラであるためストーリーをプレイして本当に楽しかった。こまでキャラクターに魅力がある作品は中々ないと思う。
このサークルさんはこれが初作らしく、それでこの出来は素晴らしい。
個人的にはもっと有名になって欲しい。
プレイ途中ですが以下レビューです。
1.概要
説明にもあるようにパーティでステータス共有という一風変わったターン制RPG
エロシーンは仲間が娼婦として働くものオンリー(プレイ途中ですので他にもあるかも。悪しからず)
2.ゲーム詳細
戦闘は良くも悪くもシンプル。1ターンに1回コマンドを選択し戦います。
特色としては仲間のスキルが連鎖するように自動発動するシステムがありますが、これはちょっと爽快感があります。
ダンジョン探索もコマンド選択(進む/回復/敵を探索)で進行します。
ゲームバランスや探索はよく調整されており、ストレスはあまりかりません。
3.エロ
仲間が金稼ぎのため娼婦として客の相手をするシーンがほとんど
よくある淫乱値だったりNTRだったりといったものはなく、あくまで仕事は仕事と割り切り前向きに娼婦としてエッチします。
ですので明るく楽しくエッチな感じのシーンが好きな人におすめ
キャラ数が9キャラもいて、それぞれキャラが立っているためお気に入りの娘も見つかるかと
※男主人公の子とのエロはありません。作者のこだわりとのこと
4.総括
“頼れる仲間たちが夜は娼婦になる探索RPG”
作者の紹介通りのゲームです。
キャラが魅力的なため、そんな仲間が娼婦として働くのはなかエッチです
テキストも読みやすくクスリとさせてくれます。
お値段もお手頃のため、性癖と合致する人はもちろん、ちょっとでも興味がある人は買ってみてまず損はないかと
ストーリーは王道で、要所での盛り上がりもあるつくり。
キャラの個性は強く、性格描写も丁寧。道中のキャラ同士の会話にも力が入っており、飽きさせないつくりになっています。
エロシーンについて:
娼館もので男主人公の時にありがちな
・客に対して塩対応
・客を必要以上に露悪的に描写する
・主人公に対して許すプレイを客には最後まで解放しない
・娼婦は事前に主人公のお手付き
等の、主人公 > 客 という描写が極一部を除いてなく、ちゃんと娼館でのエロがメインとなっています。
また、プレイ前後の会話や、プレイ中の淫語などに力が入っている点が素晴らしい。
「挨拶→プレイ→お見送り」までの一連の流れを丁寧に描写しており、これらがほぼすべてのシーンに入っているゲームに出会ったのは、これが初めてです。
姿こそないもの客のほうも個性的で、ヒロインとの会話がヒロインのキャラ描写をさらに深くしています。
主人公以外の男とのH ではあるもの、NTR感は全くありません。
これは主人公からのヒロインへの恋愛感情がある描写がないためと思われます(性欲がないわけではない)
コンセプトである「明るく楽しく」が遺憾なく発揮されており、
できれば今後もこの方針を貫いてほしいです。
備考:
男主人公とのエロがない件については、明記しておいたほうがいと思います。
私は、娼館エロが10%でも構わない(むしろその方が好き)方ですが、
娼館ものであっても「男主人公なら主人公とのエロがある」ものが結構な割合である以上、期待する人はいるので。
ゲーム部分はオーソドックスなターン性RPGですが、敵の弱点を突いて有利に戦闘を進めたり、ランダムで発動するバフや追撃が爽快感を感じられてよかったです。
ストーリー部分もシリアスとコミカルの塩梅が良い感じで暗さを引きずりすぎずエロ部分同様明るく楽しいノリで先の気になるような展開が続きのめりこんでしまいました。
エロ部分は説明に書かれているように明るく楽しく売春エッチといった感じでお客となったプレイヤーに対し”娼婦として”媚びたエッチをしてくれるのが非常に良かったです。
この作品のエロシーンの良さは自分の文章では伝えきれないのでぜひ!プレイして良さを堪能してほしいと思える内容でした。