悪魂入りのカティ [ゴールデンフィーバー] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
あらゆる暴力を退ける力を宿しながら、しかし、彼女はあまりに優しすぎた――。
絶対防御能力を備えたヒロイン・カティが、
母の形見を回収するために街を走り回るも、うっかり大切な人を増やしてしまい
それ故に脅迫に屈するかもしれない探索型RPGです。
サンプル
レビュー
サークルゴールデンフィーバーさんは、一作目の僕のためにたかって、二作目Weareバンディッツ!と非常にオリジナリティが高い作品を生み出してこられたサークルさんです。いずれも、エロシーンの独自性が光り、同時にゲーム性も作品ごとに変化しながらもエッジが効いて独特の魅力があるのが特徴です。
本作もそのパターンよろしく、独自性の高い名作に仕上がってます。
主人公が女性というパターンは初ですが、忌み嫌われる存在という設定、しかし能力が宿ってるというキャラ性を生かして、それでも罠に嵌められてカラダを汚されていく姿が真に迫るものがあるシチュエーションがそろってます。
ストーリーも設定が生きて面白く、抜群の作品です。
皆さんにも是非プレーしてほしいです。 傑作である。
エロは羞恥・屈辱を重視したシチュが揃っており、セクハラ・スカートめくりといった軽めのソフトエロから、露出強制・公開凌辱といった絶望感が大きい責めなど、ヒロイン・カティをとにかく辱めるプレイで構成されている。カティは口調からも分かるとおり、勇ましい高潔さがあり、そんな強気娘が羞恥に顔を赤らめ、屈辱にゆがませる姿はゾクとする。むりやり胸と性器を露出させられながら、視線に恐怖し、ふる震え上がり、燃え上がる身体と凍り付くような心を、必死になって「目的のためにはこれでいんだ・」と押さえつける意志は、「穢される」を大いに印象づけ、ピンチエロスを堪能できる。
ゲームは探索のみだが、パズル的で面白い。1つのクエストを進めるだけではクリアできず、別のクエストでの出会いがヒントとなる仕組みになっている。ゲーム的にはピースをうまくはめ込んでいくカタルシスがあり、物語的にはカティの出会いとそこでの選択がほかに生きる。ゲーム・ストーリーがかみ合った巧みな構成であり、読み物としても一級品である。
ストーリーはカティが成長譚であると同時に、父・スヴェンを知る物語でもある。まずカティは、自己犠牲が異常であり、結果が良ければ自分はどうなっても良いという傲慢さがある。その偏りが、本作での出会いを通して氷解して行く。それだけでなく、そこで育まれたサブキャラとの縁が、彼女達を陥れた絶対的優位に驕る教会側も倒すキーともなり、勧善懲悪的な流れにつながっている。
また父親はどういう人物だったのか。他者との交流で明かされる彼の別側面に触れたとき、娘としてのカティも変化を余儀なくされる。そこでは家族の再生というストーリーが描かれる。
本作では、探索をするにつれて、「表面的なこと(=強大な教会、頑固な父など)」はひっくり返り、別世界が開かれる。上記のドラマも本作を傑作たらしめている要因だ。 ゴールデンフィーバー さんの作品好きなので本作品も購入してみましたが、いつも通り難しくてやりごたえのある良い作品でした。
主人公のカティは本当にい娘で、自分が大変な目にあっている状況の中、困っている人を時には自分を犠牲にしてまで助けます。
そんなカティが「屈辱ルート」では、大切な人を守る為に脅迫され、性的奉仕をさせられたり、露出させられたりします。助けられた人は幸せになっていきますが、その分カティがどん不幸になっていく為、カティがかわいそうでした。「かわいそうなのは抜けない」という方には合わない作品なのかもしれません。
探索に関しては「Note」で「大事なこと」、「進行中」などの項目が確認できる為、やるべきことが分かりやすくプレイしやすかったです。
それでも、私が探索系RPG不慣れなこともあり、「屈辱ルート」クリアに約4時間程かりました。
「尊厳ルート」は「屈辱ルート」をクリアした上で、最良のエンディングを求める方やストーリーを深く知りたい方向けという位置づけされている為、「屈辱」ルートからのプレイをオスメします。 「この娘は最強なんすよ!」
みたいなことをいきなり言われても私は納得できない。
そしてストーリーに納得できないエロは薄味になりがちである。
このサークルさんは物語の背景を丁寧に組み立て展開してくれるので最高です。
主人公カティがいかに優しい人物なのかが分かりますし、
どれだけ複雑な思いで尊厳を手離そうとするのかも伝わってきます。
エロに入るための「溜め」の質がとても良い。
(屈辱ルートは出来が良すぎるだけに可哀そうになるかも)
「尊厳ルート」も詳細は書きませんが絆の力といった展開で凄く熱い。
ぜひどちらのルートもクリアしてほしいと思います。
本当に素晴らしいゲームです。 ゴールデンフィーバーさんによる女性主人公ものRPG作品です。
本サークルさんの作品はRPGのみならず、CG集を含めてシチュレーションがとても魅力的で、特に羞恥心を煽る描写やシーンの表現が非常に素晴らしく、本作品も大変良かったです。
また、今回の主人公含めた登場人物達や設定、物語の展開についても作り込まれていて魅力溢れるものとなっております! 多くのエロRPGでは、淫乱度の上昇によってHイベントが進行したり、解放されたりしていきます。淫乱度が高くなることには、女主人公はHが大好きになっており、積極的にセックスを行うのが、数ある作品にある傾向でしょう。
この作品の場合「尊厳度」です。
尊厳を切り売りすることで、「本当は嫌だけど」「仕方がなく渋々」「他に交渉の手立てもなく」、セックスや奉仕を行います。
例えば権力者に何か頼み事をして、「望みをやってもいが、代わりに抱かせろ」なんていうのはありがちですが、何故そうして欲しいのか。何のために望みを叶えたくて、そのためなら抱かれてでも・と考えるのか。心理的な土台が作られて、その上でHシーンが展開されるところが魅力的です。