ダイスゲーム [Dr.Opah] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
舞台はとある大学のとある研究室。
そこに集まった男女9人が、「縁結びのゲーム」といわれる、
ある曰くつきのゲームをプレイする事になります。
ゲームのルールはいたって簡単。順番にダイスを振り、出た目の指示に従うだけ。
ゲームの中で、それぞれに秘めた思いが吐露されてゆきます。
・マルチエンディングです。
・基本的に、善良な人たちが酷い目に遭う話です。
・主催者、リピーター、特殊技能を持った人間、などは登場しません。全員ただの一般人です。
・ストーリーの都合上、各キャラクターごとの「シーン数」にばらつきがあります。
・RPGのような探索パートはありません。
サンプル
レビュー
点数計算をしながらゴールを目指すところが、ドラマ化もされた漫画ラ○アーゲームのようだと思ったり。点数のバランスを保つという、競り合いとは異なる緊迫感があります。
こういった閉鎖劇の場合、少数の善人がいがみ合う全体に立ち向かう、的な展開が定石。
ですが本作では早々にルールを理解し、全員が助かるため一見穏やかにゲームが始まります。
が、暴力が支配する状況で、頑なに人間らしく振舞おうとすることも、実は暴力的である。
一部のものが最低限の和を保ちつ、我利に走ったらその者を処分するのでなく、良心を持つものがひたすら犠牲になるからだ。本作の白眉はまさにこです。
倫理の限界の選択を一応提示しつ、あなたの人間らしさを守るため、しばし耐えてほしいという限りなく強制に近い合意を促す、正しさが個人を踏みにじる事態。
さらにエロゲーマーの代弁者のような男が言葉の暴力で追い討ちをかける、セカンドレイプにまで晒される屈辱。
しかし意外なことに、性を正義の代償として扱われる暴力が常態化していくと、偽りの倫理観ではない、本物の人間らしさとは何かが見えてきます。
何度も望まぬ男に抱かれることを選ぶヒロインの気高さに打たれ、愛することこそが死という暴力にすら、心が打ち勝つ唯一の拠り所だと思い至りました。
以上のように、物語については非常に真摯であり、葛藤や思索、純愛の尊さを表現するとき、実はNTRという倒錯したジャンルこそ長けているのではないでしょうか。
演出もなか凝っており、ヒロインと間男がわざ別室に移る、暫くして二人が出てくると「こいつらさっきまでHしてた…」という気まずさが味わえます。別視点ありを選択すればHシーンも見れますが、正直なしのほうが興奮しました。
設定周りは不足否めず、ぜひ見たかったプレイもあるけど、しかし過小評価された秀作だと思います。いNTRありますよ。 ボードゲームの閉鎖空間に閉じ込められるという、昔ヒットした映画のような設定だが、それを見事なまでに寝取られゲーム化した作品。
登場人物がそれぞれの思惑の元に協力したり裏切ったり女性陣にちょっかいを出したりする中、主人公は実にストイックにゲームからの脱出を目指します。それが時として(むしろ多くの場面で)女性陣を傷つける事につながったりもするのだが・
登場人物が一人丁寧に書き込まれているので、じっくりとシナリオを読みながら進めて行きたい。あっさりとした絵柄と重苦しい雰囲気を醸し出すシナリオが、寝取られ感を盛り上げてくれる。 不思議なゲームに囚われてしまった集団が、ゲームに翻弄されていくという内容です。 全員無事にゲームを終えようとする者が全てではなく、利己的な者や下心を隠さない者もいて、波乱が起きるのが楽しみどころ。
絵も萌えキャラでなく、一昔前のラノベキャラのようで素朴で良い感じです。
コンプリート向けに何かしらの措置が欲しかったのと、分岐をもっと増やしてもらえれば尚良かったかなと。 これ、実はゲームとして新ジャンルなのでは。と思った作品。
ボードゲームによって部室に閉じ込められてしまった人たちが、協力してゲームを終わらせて脱出しようというもの。
あっさりとした言葉の中、各キャラクターの個性が出ており、終盤になっていくにつれて重苦しくなる雰囲気は、絵と選択肢のある小説を読んでいる気分。
特に、主人公に選択肢がありながら、他のキャラに対しては何もできずに結果を見守るしかないという部分が気に入りました。 シーンは別視点ルートで確認できるがエンディング確認できないのが非常に残念な所。
その反面、手探りプレイなので状況を把握するのに時間はからないでしょう。
ゲーム序盤から人脈が外れ気味の人間が毎回煽り入れてきます。
こういう所は面白くてニヤしながらプレイしてました。
買って損はしなかったかなと思える内容でした。 あ、これジュマン○だ!
発想とシステムが良い。
ゲームで性的な行為を行うときに何やるのか予め公表されてしまうのは逆にモヤ度を下げてたような気がする。
またボリュームが若干もうちょっと欲しかった…。見たいキャラ×キャラのシーンが無かったり、というのは多分ある。
が、それを差し引いても推す♂
続編、外伝、アプデなんでもいからこのテイストで次の作品を期待したい。