堕落ロイヤル聖処女 [夜のひつじ] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
聖女さまを「んお゛っ(ハート」「お゛っ(ハート」ってさせます。
そしてしっぽり甘くふたりで堕落していく感じの純愛ハードえっちゲームです。
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聖女さまはあなたのメスに成り下がりたい。
世界樹は枯れました。
癒やしも奇跡もずっと前から幻想です。
愛が、いつまでも満たされない愛が、
清らかな少女を甘い堕落に誘います。
傷ついた場所から垂れる蜜を吸って、
白濁した最低の道徳を子宮に注いでください。
わたしが願うことではなく、
あなたの御心にかなうことが行われますように。
つがいで甘堕ち純愛ADV。
☆こんな人におすすめ!!
・ハードめの純愛エッチがいい
・淫語卑語多めのシチュが好き
★回想シーン枠14 基本CG15枚+差分多数
★ Windows用のアドベンチャーです。
★ CGモード・回想モードあり
★ 画面サイズ1024×768
★ 既読スキップや自動再生など基本的なシステムを完備
☆断面表現アリなので苦手な人は注意しくてださい
サンプル
レビュー
文章力に定評のある、夜のひつじさんの最新作で、シナリオのpori先生のファンですので、購入・プレイしてみての感想です。まず、当サークルといえば、『ロリータ』シリーズが代表作として挙げられると思いますが、あれらの作品は、根底のテーマとして、筆者のようなオタクが漠然と感じている「心の穴」を埋める方法を探すことがあります。特に直近の2作では「好きなものや人(最低限の衣食住もでしょうか)があれば(いれば)生きていける」という趣旨の内容を強調しており、筆者はかなり納得でき、癒されたのですが、それでも尚、救われないと感じている方におすめなのが本作です。
元々pori先生は、内省的で葛藤しつも社会に同調しようと努力している主人公を描くことに定評がありますが、同時にそのような人がもつ昏い感情や獣性の発露を描くことについてもかなり俊逸なものがあります。eRONDOさんの『こいのす☆イチャコライズ』のいちか√などでもその片鱗はみられますが、当サークルの『さようなら、援交娘さん。』ではそれが顕著にみられ、ファンの間では、「黒ひつじ」作品と呼ばれています。そして、本作は黒よりの作品と筆者は感じました。
というのも、中盤くらいに処女をもらうHシーンの後、過去作だったらEDかもしれないという展開を迎えるのですが、ヒロインのセイナは「人はパンだけで生きているわけじゃないんだから、今、この生で、もっと幸福に。」と主人公の昏い感情や獣性を肯定します。こから更にHシーンがハードになっていくのですが、筆者は読んでいて、一種のカタルシスを覚えました。要は、私はこまで肯定し、愛してくれないと、救われないんだと打ちひしがれたわけです。筆者のような「だめなおとな」もいると思いますので、是非プレイしてみて下さい。また、絵師のぎうにう先生や声優の紫乃小文さんも過去作同様、素晴らしい仕事をされていました。 体験版やればわかると思いますが、このゲームの台詞回し結構特徴的で、スタートして数クリックで神の実在について語りだしたり個人の幸福について語ったり、主人公とヒロインのセイナはとにかくシナリオの大半を通して互いの哲学を共有していきます。美少女が何やら小難しい会話を繰り広げるのが大好きなのでもうこの時点で嵌ってしまったんですよね。
ふたりの会話と主人公のモノローグだけでシナリオが構成されており(作中では他の男性の存在を明記しつもセリフは一切出てこなかったのでハードなプレイをしている割に心穏やかでいられました)、純愛ゲーらしいふたりの関係性の描写に終始しています。こで哲学的な会話が味を出していくんですね。
回りくどい問答が単純にセイナの内面を深く掘り下げられてかなりキャラが立っていたりとか、現代から転生した主人公=資本主義 セイナの思想=社会主義という対比によって、主人公が幸福であることの是非をセイナが全面的に肯定するシーンでユーザーは主人公とかなり近いところまで感情移入できたりと、短いシナリオながら没入感がかなり高いです。
で、私が一番ぐっときたのが『、』の下りで、あるHシーンで異世界転生絡みの設定がギミックとして使われるのですが、それがもう本当に秀逸で、ライターがこいのすイチャコライズでいちか√を書いた方だと知って納得しました。こういうちょっとした伏線回収が好き… シナリオ、ぽろりさん!
イラスト、ぎうにうさん!
ボイス、紫乃小文さん!
という力強い布陣で、これはもう絶対抜ける奴だと思っていたんですが、それよりも幸福論的な部分で色々と考えてしまう、別方向でインパクトを残していった作品でした。
勿論、後で「やることはやった」んですけども。
この作品はあくまでつがいで甘堕ちなので、最終的には破滅が待っているとかそういう展開はありません。
むしろ、幸せの為に堕落という手段を選んだ、とでもいうような。
ある種の真摯さがあり、でもまあやっぱり確かに卑しくもあって。
何となく、ぽろりさんらしさがとても詰まった作品なのかなという印象があります。
その一方でロリータシリーズでは満たされることが出来なかった人にも読んでみてほしいような。
月並みな感想ではありますが、色々なことを考えさせられる不思議な作品でした。 堕落系としてはや異端のヒロイン自身が堕落を望んでいて主人公がそれに付き合い退廃的な関係になっていく感じです。
グラフィックは勿論のこと予想よりもストーリーもしっかりしていて終わった後にはカタルシスを感じられました。
ヒロインとの甘々プレイを求めている人には是非 三行でまとめ・られそうにないので感想垂れ流し。
言葉で説明するのが難しいのですが、サンプル気に入ってイチャラブハードエッチがお好きならおすめ。
特に終盤で愛をさやく場面は非常に印象的。
世界設定、セリフ回し、キャラクターの性格、ストーリーの流れ、普段そういうのゲーム画面で読むのめんどくさがって(ボイス再生待つのやセリフ送り)CG集買うことが多いのですがこれらの内容がしっかりして気が付けば全部しっかり読んでました。 異世界転生をした男性が、ある国の聖女「セイナ」と知り合っていき…
聖女をやめ、堕落した翌日に価値観や考えが180度ひっくり返って豹変するなんてことはなかったりします。
もっとも、高貴な聖女の装いからまるで娼婦の様な露出の激しい煽情的な衣服に着替えては、性に溺れたりどん積極的に触れ合おうとしたりと、心情だけでなく行動も変化していきますが。
主人公のハードなプレイもありますが、羞恥心から恥ずかしがることはあっても拒絶はせず受け入れてくれるため、終始甘々な内容です。
ヒロインの堕落というと寝取りや陵辱からの悪堕ちといったダークな内容のものが多いですが、こちらは主人公のみとイチャラブをしつ堕ちていくかなり珍しい作品になってます。
興味を持たれた方はセイナと共に堕ちていってみては如何でしょうか?