西武ロードリスト蘭のチップチューン地獄 [Progressive Games] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
タイトル:西武ロードリスト蘭のチップチューン地獄
英語名:Run’s Chiptune Hell
ジャンル:チップチューンバトルノベルゲーム
ファイル形式:NES形式ROMイメージ
*作品動作に別途【NESエミュレータ】が必要です。
ゲームBGM13曲+ボーナストラック3曲の合計16曲のサウンドトラック(MP3データ)と、NSFとMMLデータも付属します。
製作スタッフ
キャラクターデザイン/原画:shirakaba
メインプログラム/フォント:門真なむ
サウンドドライバ:S.W.
企画/シナリオ/サウンド:YS
ボイス:新谷 真弓
サンプル
レビュー
アキハバラのクラブでチップチューンDJのバイトをしている、いまいちやる気の無い女子高生のSAVE,LOAD,LIST,RUN…じゃない、西武ロードリスト蘭がチップチューンの大会を通して強敵達との出会いを重ね、チップチューニストとして成長しながら勝ち進むお話です。ですが、この作品の中のチップチューンが「ゲーム音楽と、打撃、投げ、関節技を組み合わせた全く新しい格闘技」と定義されていたり、往年の様々なネタを拾い過ぎているため、ノベルゲームながら選択肢はなかカオスな事になっています。何これスゴイ
ネタに走ったゲームオーバー選択肢が非常に多いですが、その度に(護摩行を経て)章毎にカムバックできる安心仕様でした。
また、その濃過ぎる世界観の説明を含めて(ファミコンなのに)ボイスが多用されており、ゲームの印象を更に深めてくれます。紹介動画のボイス、ファミコンから鳴るんだぜ…
あとファミコンなのにフルスクリーンでCGが平然と表示されるのは平成令和のデフォなんでしょうか。本当しゅごい.
短編モノとして普通に楽しいですし、サウンドも後から聞くと「あ、あのシーンだコレ」って思える程に耳に残ります。
見逃した文章をバックログで確認(ファミコンで!?)できたり、CGやサウンドテスト、各種シーンセレクトが装備されているのも好ましいです。ファミコンなのに…!
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尚、配布のNESファイルは製品版・体験版共にPRG 512KB、CHR256KBのmaper4(MC3)でした。
当方はツインファミコン実機にてエンディングまで動作しました。
ファミコンでこんな事が出来るのかと、ただ敬服するばかりです。
こんな凄い作品が二年も前に発売されていたとは… キーヴィジュアルの絵も素晴らしいのですが、それを余すことなく
FCで再現しているドットは素晴らしいの一言。
内容は(ネタばれになるので結末は避けますが)
チップチューン(この場合はFC音源)に
精通する主人公が、謎の組織が暗躍する大会に出場するというストーリー。
起動にはVirtuaNES等のエミュが必要で、中身はNES,NSF,ml,MP3のファイルが
入っているので、好きな媒体でBGMも楽しむことができます。