MagicScrollTactics [オートリ電子] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
横視点のシミュレーションRPG
MagicScrollTacticsでは、見下ろし型の画面ではなく、横視点の画面でバトルが進行します。
高いところからの攻撃は大きなダメージを叩き出し、逆に低いところからの攻撃は命中率が下がってしまいます。
対策として、機動力で相手より上に陣取るか、飛行ユニットで空中から攻撃するか。
あるいは魔法を使えば、高低差なんてお構いなしに相手を打ちのめせるかもしれません。
ツリー方式のアビリティ習得
レベルアップ時に得られるポイントを使い、アビリティを習得したり強化することができます。
スキルツリーはジョブごとに存在しています。ジョブを変えることで、さらに新たなアビリティを習得できるようになるでしょう。
ストーリー 魔法使いや海賊たちとの戦い
仕事で辺境の島にやってきた召喚士ナシュ。
そこで彼女は、古代の魔女を復活させようとする魔法使いたちと、その財宝を狙う海賊と戦うことになります。
召喚した戦士たち、そして封印の巫女と力を合わせ、悪の野望を打ち砕きましょう。
プレイ時間は10時間程度を想定しています。
不具合報告スレッド
https://ci-en.net/creator/651/article/15083
サンプル
レビュー
横スクロールのSRPGという、独特のシステムをウリにした意欲作です。システムにこだわった作品って、システムのみに注力しすぎるあまり他の要素がおろそかになってしまうパターンが多いのですが、
本作は丁寧に作りこまれています。
グラフィックはサムネイルからもわかるとおり、可愛らしいデザインで、ドット絵もしっかりアニメーションしています。
BGMは種類こそ少なめですが、要所での使い方がうまく、ゲームサウンドとして違和感のない仕上がりになっています。
シナリオはあっさりですが、キャラクターがちゃんと立っているので、ゲームへの感情移入に丁度い塩梅です。
で、肝心のゲームシステムですが、シンプルながら奥が深い作りになっています。
そう、シンプルなんです。単純なマスの数で言えば、よくあるシミュレーションRPGよりも少なめです。
一部のキャラ以外は飛べず、飛べるキャラも地面+1の高さまでしか上がれないため、
「空中に飛行弓兵敷き詰めて絨毯爆撃」みたいなのはできません。
だからこそ、少ない移動可能範囲にどうキャラクターを進めていくか? というところで、頭を使う必要が生まれてきます。
独特のシステムに慣れるまでは、戸惑うことの方が多いかもしれません。
慣れてくると、状況毎にどう立ち回るべきなのか見えてくるので、敵や地形に合わせてスキルや装備を組み替えるのが楽しくなってきます。
そう。本作は敵とのレベル差で取得経験値が増減するシステムなのでパワーレベリングがかなりやすくなっているのですが、
実のところレベル上げはあまり必要ありません。装備とスキルが非常に重要になってきます。
シンプルで奥の深い作品です。強いて言うなら、キャラ育成の幅が思ったよりも狭かったこと、二週目のやりこみ要素が薄いことくらいしか不満はありません。この値段なら、十分なボリュームでしょう。 横スクロールSRPGということでマップは前後と上下方向に広がっているため、当然ユニットの配置、移動も独特の感じとなり、また基本的に高所を取る方が有利となるため、どう高所を取るか、高所にいる敵をどう処理するか等と、通常のSRPGとは違った戦いが楽しめる。
攻撃手段ごと、得意不得意がきちんとしているのもよかった。
ストーリー面は薄め。
戦闘バランス面は、ぎりの勝利となることもあった。何度も挑戦できるフリー面もあるもの、敵と味方のレベル差で経験値が大きく増減するようで、レベルを上げてごり押しはしにくいです。 場所取りがモノを言う2DSRPG。一週目18時間でクリア。
敵より高い場所から攻撃するとダメージアップ、逆に低いところから攻撃すると命中が下がってあまり当たりません。
なので他のSRPGより圧倒的に場所取りが大事、そこが面白い。
ゲームバランスも良好で、スキルの取り方で同じクラスでも方向性が変わるのが楽しい。別のクラスのスキルも組み合わせられるのでビルド幅は広い。
例えば、ヒーラーをガチにして前衛に出しながら、敵の攻撃に反応して自動で補助魔法を撃ちまくる、というビルドとか。
回避率が高い魔法使いとか。
攻撃手段によっては範囲が当てづらかったりするのが玉に瑕ですが、よく理解すれば役立たずの武器や魔法はありません。
一見敵に有利な地形も、敵を上手におびき出しつこちらが有利な場所を取れば、終盤まで適度に頭を使いながら勝ち進めます。攻撃魔法は上の敵に有効で、命中アップ魔法や回避ダウン技は上にいる敵の優位を減らせます。
この辺の「地形は大きいが絶対ではない」バランスが絶妙です。
最後に魔法の使い方のヒント。
火魔法は地形貫通して上一直線を範囲攻撃出来る。一番使いやすい。
水魔法は一番射程が長く、十字型の範囲。ただし、進路上に味方や障害物がいるとそこまでしか使えない。あと、軌道が必ず術者の頭上からスタートするので、真上に飛行兵とか置かないこと。
雷魔法は斜め上。単体だが高火力、地形貫通。
魔法や槍は、0.5マス単位上にズレた相手には当たらない。
ヒーラーは抵抗値上げないと回復力があまりない。
さて、明日から二週目かな…。 横スクロールSRPGを売りにしている本作では、相対的にみて高いところから攻撃すればボーナス、低いところから攻撃するとペナルティを受けます。
見降ろしSRPGでは地形マスによって得られるボーナスペナルティを高さという概念で表すことで、遠距離ユニットや飛行ユニットに今までとは別の個性づけがされているところが個人的にとてもお気に入りです。 まだ最初のほうですが、システム面で特につまずくこともなく、ゆっくり楽しんでいます。ゲームは面クリアで進行してゆくタイプなので、いくつものダンジョンを行ったり来たりするRPGは苦手という人にお勧めできるかなと思います。 タイトル通り。上手く調整したなぁという印象でおすめです。
操作等観点:
・マウスでもゲームパッドでもキーボードでも動かせる
・サク動く
・ステージ選択が地味に少し面倒(地図ビューでカーソルを動かして選択することになるが、終盤になるにつれて徐々に遠くなる。店があるのが最初のステージなので店と最新ステージの切り替えショートカットがあると嬉しかったかも。あるかもだけど見つけられなかった。速度アップはある)
ストーリー:
・シンプルであっさり目。でもキャラの印象はちゃんと残る。
・重い展開もなし。最後はほっこりする感じで良かった。
その他:
・Ver1.04を16時間ほどで1週目クリア。ゲームで良くある敵に逃げられるパターンを倒したときとか試してない。普通に進めた。これ系のプレイ経験はSN2~4とFTAくらい。得意ではない。プレイ時間の参考になれば。
・高い場所に行けば有利にはなるが、対空特攻の攻撃があるなど勿論一筋縄ではいかない(とはいえもう少し対空攻撃合っても良いかなとは思ったり。)
・APというスキルポイントの振り分け。基本的に殆どカバーできないように設定されているためやりくりが楽しい。使えなくしたらポイントも戻るってのも良い。
・種族とクラスのシステムは良いバランスに感じた。APの関係上、特化型にした方が良いんだけど好みを反映させることもできるし。MPが比較的な潤沢な回復可能な壁とか作れる。