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道しるべ [CREO] | DLsite 同人 – R18

    道しるべ [CREO] | DLsite 同人 – R18

    あらすじ

    記憶を失った少女は、自分を求めて海を渡る。
    海岸線の先、紛い物の自分、偽物の記憶。

    自分を失った少女は、案山子に連れられ。
    それぞれの島、それぞれの物語で自分を探していく。

    借り物の記憶でも、偽物の自分でも。
    きっと、『私』に繋がってる。

    その先の『私』に、少女は何を見るのか?



    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    記憶を失った少女が、記憶を探して島々を旅をするテキストベースのアドベンチャーゲームです。
    案山子に連れられて、海の上の線路を渡り、不思議な島々を旅していきます。

    他人の記憶によって作られた島々で自身の記憶によく似た他人の物語を見ることで、
    少女は自分の記憶を取り戻していきます。

    だけど、記憶は、いつだって綺麗だとは限りません。

    なぜ、彼女は記憶を失ったのでしょう?
    なぜ、他人の記憶を見るのでしょう?
    なぜ、彼女は残されてしまったのでしょう?

    汽笛にさらわれる頃には、貴方にもきっとそれがわかるはずです。


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    サンプル

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    レビュー

    先に悪かった所を述べておきますと、シナリオの中で幾つかおざなりになっている点があったり、複数の誤字や変換ミスなどがありました。
    また、これは自機に原因があるのか解りませんが、最初はセーブしたデータをロードする事が出来ませんでしたね。
    しかし新たに最初から始めて、セーブデータを上書きしたらちゃんとロード出来るようになりました。
    もしも購入後に同じ症状に見舞われた方が居ましたら、参考程度にどうぞ。
    ―そして、以下作品の評価点というか、ぶっちゃけ賞賛コメントですね。
    先に悪かった点を述べましたが、それでもこの作品には、それらの点を軒並み帳消しに出来る程の魅力が詰まっていました。
    それこそ詳しく語るのにはレビューの字数制限が十倍有っても足りないくらいです。
    取り敢えずシナリオの主旨としましては、記憶のない少女が案山子と共に色々な『島』を渡り歩き、その中で様々な経験を経て、自分の記憶に関する何かを手にして行く―です。
    各島の世界観の不統一さはラノベのキノの旅に雰囲気が近いかと。
    時代考証も土地もかなりバラついていますが、一方で半分くらいは日本が舞台です。
    そして作品全体のボリュームは50円にしてはかなり多めであり、自分にはセーブ用の枠が48じゃ全然足りないくらいでした。
    本編だけでも結構な量ですが、エンディング後は『New Game』のチャプター選択時にエクストラシナリオが二つ追加されています。
    (なおエンディングは二種類ありましたが、片方を見ただけで発生するかは未確認です)
    各島での物語は基本的に『…の話』と書かれており、最初の『母を探す少年の話』はイマイチでしたが、その後はどんシナリオの質が上がって行きましたね。
    特に『ともだちの話』は本気で泣きました。エンディング時のスタッフロールを見て更に驚愕です。
    正直、自分の中でこれは30円でも購入出来る内容でした。 若干の誤字&エラーはありましたがシナリオはとても良かった。
    旅をして記憶を手に入れるというシンプルな大筋ですが、独立した各話の流れは悲しさと優しさに満ちていて、その優しい雰囲気すらも伏線で、スタッフロールにて補足まであるのは上手な構成。カシの正体?も良かった。
    ちょっと真相はエグかったけどそこも含めて締め方はどちらのエンドも味がある。個人的には残る方が好き。
    単体ストーリーとしてはクリア後に出てくる「明日無き土塊の話」が一番面白かったです。まーたこの手の環境ネタかよ…wなんて正直思ってたんですが予想外のオチと皮肉さで一際冴えてた。
    本編中のストーリーだと「旅立ちを求めた青年の話」が一番好きかな。ベタっちゃあベタだし話の構成的にも結末はわかりきっているのだけどやっぱりあいう青年は萌えです。
    ふわっとした感想になるけど味のある話という一言表現がなんとなく自分ではしっくりくる作品。 謎の多い作品です。主人公は謎を少しずつ解いていくようですが、具体的には明言されないため、プレイヤーにとっては謎のま。それだけ引きこまれる作品です。
     登場人物もストーリーも極めてシンプル。やこしい事前知識や複雑な人間関係もない、素のまで楽しく進められるゲームです。その分、自分で謎を解くのも難しいかもしれませんが、物語のエンドではすっと腑に落ちる感じでした。
     とりあえず内容だけ記憶の片隅に置いておいて、深く考えずに、その場で提示される物語を受け入れるようにプレイされてみてはいかがでしょうか。おすめです。