ユメツクリMonster [=Instinct] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
——それは誰の願いなのか。
——それは誰の想いなのか。
誰かの為の願い。
誰かの為の想い。
大切な人との“夢”を叶える為に——さあ、夢の結末を紡ぎましょう。
■ ■ ■
自分の夢を叶え得る超能力を勝手に与えられた主人公。
能力行使の代償は、家族や友人、大切な人の命だった。
そんな悪魔の能力を消す為に翻弄する主人公の前に、
特殊な能力を持つ少女たちが現れ、各々の目的と関係が複雑に絡み合う。
特殊な能力を持っていようと、描く夢は普通の人間と同じ。
特異であるからこそ不安を抱き、犯した罪をどう清算するか悩み苦しむ中で、
主人公を巻き込んで様々な試練と葛藤に挑む。
一つの“想い”から物語りは広がり、予想もできない展開へと繋がっていく。
■ ■ ■
不可思議長編ドラマビジュアルノベル。
『展開が読めない!』と好評を頂いた、サークル第二作目。
お楽しみいただければ幸いです!
サンプル
レビュー
序盤は正直よくわからんキャラばっかりで読むのが大変でしたが、アスハが出てきた辺りでこのゲームのキャラクターの関係性や別の側面、最初のストーリー構造が見えてきてそこから熱中していきました。最初からわかりやすく良い子であったところも含め、評価の分岐点という意味でもアスハは癒し。一応分類はファンタジーサスペンスミステリーの能力物になると思うんですが、個人的にはそういう要素のある作品としては勧めないかなあ。ファンタジーにしてもかなりなんでもありで、悪を倒すという話でもないと思うんで。
個人的にはこれは途方もなく壮大で小さな家族ものなんだなと自分なりに理解した辺りで作品やキャラクター好感度がぐんと上がって複雑な設定も長いストーリーも乗り越えて最後まで付き合う気になれた。
素の部分が見えたキャラクター達は基本根はい人で、どのキャラも「おばあちゃん」って呼ばれて怒らない辺り、設定上情に厚くは慣れないキャラ含めてい奴ばかりだなあと思った。ユメリも最初は困ったやつだとしか思わなかったけど、好きな人の好きな人は助けたいと迷いなく言ったところや、彼女のよくばりな夢を聞いたら好感度が上がった。
そんな中だと前編のボスを務めたユメリのそっくりさんは名悪役かな。敦&アスハ寄りのバッドは非常にエモいと同時にかなりの殺意がわいた。
初見の想像とは全然違った話だったし設定も複雑でぶっ飛んでるけど、キャラクターや根本のテーマにはとても好感が持てる作品でした。でもおまけのクイズは初見殺し過ぎだな…wと思う。総当たりでどうにかなるしセーブも出来るのでいけれど。(他は一回で正解出来たけど、流石にクラリスの会社名までは覚えてないッスw) レビューサイトでユメツクリの感想を見て気になり、購入しました。内容も面白く、シナリオもけっこう量があり、楽しめます。さらに、このユメツクリMonsterは前作のユメツクリも収録されているので、これを購入すれば前作もプレイできるので、お得です。