Humanity [noncolor] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
時は未来。
試験管から生まれるだけで、人間としては見なされない生き物。亜人。
それでも、一部の亜人は、笑い、走り、飛び回る。
日常と日常と日常と日常。
日常の連続が織り成す人間劇。
ここで笑わずしていつ笑う。
人間性追求型ADV。
そのはじまり。
(作中はオリジナル背景 オリジナルBGM40曲以上 ボーカル曲3曲以上
立ち絵色々 イベントCG様々でお届けします)
サンプル
レビュー
2か月後に最新作「マルコと銀河竜」の発売を控え、「ノラと」で増えたファン層は首を長くして待っていること思う。その待ち時間でプレイしておくのにおスメなのが本作だ。
人間性というタイトルの通り、笑って、泣いて、楽しんで、また泣いて…感情というのはどういう風に育っていくものなのかに重きを置いている。
私たちはまず心があって、その後に感情が芽生え、行動へと繋がると考えがちだが、本作をプレイした後は違った考えが浮かんでくることだろう。
現在氏が得意とするアップテンポなギャグの原型が垣間見え、特に男キャラ同士の絡みは男子校のノリそのもの。癖が強いので好みの分かれる点でもある。
「マルコと銀河竜」にも通ずるテーマ「家族」。
この「Humanity」でも存分に考えさせられる。
氏の歴史を遡る意味でもプレイして損は無い作品だ。 以前から評判が良いのは知っていたので気になっていた作品だった。
パッケージにも書いている通り、「笑い」成分が8割。
全キャラで脈絡ないボケとツッコミの応酬。
詰め込みすぎてしょーもないものも多数あるけど、プレイしていく内にそれにも慣れていく。
作中には「もうこの部分別にいらないのでは?」とか「冗長だな」とか思うシーンが多数あった。
しかし、それもクリア後には愛おしく思える構成は見事の一言。
ネタバレになるので言えないが、背景設定は相当深い。
恐らく作者の意図以上に考察出来るテーマでもある。
このシリアス部分を主題にすればもっとすごい感動巨編に出来たところを8割をギャグに持ってきた作者に乾杯。
ギャグ書くよりシリアス書く方が楽だと思う。
それをせずに、しかもそのシリアスにギャグを活かす構成は本当にすごい。お見事。 この作品の特徴の一つは「笑い」です。基本的にずっと学園での日常が続くので時たまにシリアスシーンはやってきますが、基本的にはギャグシーンです。もう否応なしに笑わせてきます。
そしてこの「笑い」の日常を通して「人間性」を見つけていくADVとなっています。来るところはけっこうウルっときます。それと設定も練られていて驚かされます。
自分はこんなにも素晴らしい同人作品を見つけられてよかったと思います。値段も比較的安く購入しやすいのでお勧めです。 この作品の紹介を見たときにとても自分好みな内容だと思い、
公式サイトからダウンロードした体験版をプレイしてみました。
それで気に入ったので購入しました。
この作品のライターの商業作品もプレイしたことがありますが、
私はこの「Humanity」のほうが自分に合っていて好きです。
笑いとシリアスのバランスがちょうどいです。
ぜひプレイしてみてください。 「らぶおぶ恋愛皇帝」や「ノラと皇女と野良猫ハート」など商業エロゲで大活躍中のはとさんの同人時代の作品。
はとさんのウリの軽快な掛け合い、キレのあるギャグは勿論のこと、本作はシリアスパートもかなりの面白さ。
人間性追求型ADVというジャンル名の通り、人間についてふと考えさせられました。 とにかくギャグで埋め尽くされている作品。作品のほとんどがボケとツッコミとボケできています。ギャグ自体は玉石混淆ですが、なにぶん量がものすごいので必ず笑うところがあるはずです。そしてそのギャグだらけの日常があるからこそ、シリアスパートでのシリアスが引き立っています。
笑いながら涙が流せる、そんなかけがえのない日常を味わうことのできるい作品でした。