引籠世界の探偵事件簿 #01 マリア様がみてた殺人事件 [焼肉万歳] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
引籠探偵の元に、お嬢様学校からの依頼が届く。
『あなたのマリアをいただきます』
——この脅迫状の差出人を捜して下さい。
お嬢様学校だ! ごきげんようだ!
小茂朗は早速、部下の「ほーちゃん」「デルフィ」を向かわせる。
そこでは血塗られた惨劇が2人が待っていた……!
本作では、主人公「小茂朗」は探偵でありながら引き篭もりなので、自ら捜査に赴けない。
小茂朗は、メイドロボ「ほーちゃん」と戦闘のプロ「デルフィ」に遠隔操作で指示を出して捜査を進める。
ほーちゃんの阿呆さ加減や、デルフィの皮肉にめげず、事件を解決に導くんだ、自室から!!
サンプル
レビュー
聞いた話だけで事件の真相を全て見抜く安楽椅子探偵なんてのもいましたが、こに登場するはある意味その上を行く引き籠もり探偵。玄関まで行くだけで息苦しくなるというのだから、その引き籠もりっぷりは筋金入りです。そんな筋金入りの引き籠もりが、二人の助手の助けを得て難事件の解決に挑むというストーリー。助手二人の設定とも相まって、所謂「本格ミステリ」を期待すると期待はずれになってしまいますが、話運びは上手く、唸らせるものがあります。
「本格ミステリ」を期待すると期待はずれになる、と書きましたが、それでも推理パートは中々に頭を使わせてくれますし、首尾良く真相に辿り着いた時の達成感も中々のものです。
秋の夜長、推理小説代わりに謎解きADVはいかがですか? 私が一番言いたいことは、この作品は“本格ミステリー”でも“正統派ミステリー”でもない、ということです。
しかしながら、プレイヤーをあっと言わせるような仕掛けがいくつもあって非常に面白い構成になっています。
個人的には、買って損の無い作品でした。 タイトルだけでわかるほどにパロディ満載でハイテンションな探偵物語。
ほかのレビュアーの方も書かれているとおり、決して本格ミステリーではありません。
推理パートは難しくありませんが、それでも思考は必要ですし、決まったときはかなりの達成感。
物語の構成も面白く、プレイヤーの意表を付く展開がとても楽しい。
ジャンルは少し違いますが、逆転裁判などが好きならばプレイして損は無いと思います。 はるか昔に同人ショップで購入し、クリアすることなく倉庫に入れてそれっきりになっていた当該ソフト。
余りにも懐かしくて、今回は最後までプレイしました。
DLサイトで販売してくれてありがとうございます。
引きこもり探偵というと安楽椅子探偵を思い浮かべますが、このゲームの探偵は家から一歩も出られない引きこもりの探偵。
自分が半ば操作するロボットと助手に現場に行ってもらい、推理だけを担当するのが引きこもり探偵のお仕事。
推理パートの文字ハメがなかうまく決まらなかった記憶があったのですが、コツをつかめば、割とすんなり決まるものです。
「本格推理」というよりも「ラノベ推理小説風」と言ったほうがこのゲームの場合、言葉としてはあっている気がします。
プレイ時間も過剰に長くはないので、息抜きにも最適。テレワークの合間にやってます。
昔懐かしいながら、オスメの作品です。