collect(アダルト版) [クレナイブック] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
雨の降り続く公園。腐った臭い。世界を飲み込むような森。
森と同色の髪と瞳を持つ少女との出会い。
ふたりだけの映画館。隔離する喫茶店。名のない造花。行き先のない電車。
飼うモノ。飼われるモノ。
それでもこれは、ありふれた恋ビトふたりの物語。
ただ、ふたりが笑って、泣いて、時に喧嘩して…
その先にあるものを見つけてゆく。
変わらぬものと変わりゆくもの。
終着と始まりの物語。
■総プレイ時間 3時間ほど
■イベントCGは25+差分
■一部Hシーン ボイスあり
■体験版あり
http://akimasanari.sakura.ne.jp/
※もし動作しない場合はDirectXを最新に更新してください。
サンプル
レビュー
勝気な少女「緑の」と異質な世界を探索し、雰囲気を感じ取るADVノベル作品です。シナリオを楽しむ作品ですが、この世界の本質について、隅から隅まで説明されるわけではありません。そのあたりは、読み手の想像力が試されます。説明がないとダメ!という方にはキツいかもしれませんが、よく分からん謎めいたセカイにドキ出来る方であれば結構楽しめるシナリオかと思います。
物語は淡白に進みますが、選択肢のおかげで退屈を感じさせない展開です。前作に続いて、儚いストーリーもあり、何かもの悲しさも感じられます。
体験版でこの世界に興味を持たれた方は、旅をしてみては如何でしょうか。 この作品を私が知ったのは漫画関係のサイト巡りをしているときでした。
そのサイトで無料配布していた体験版をプレイしたとき、これはい!と感じました。
世界観も面白いですし、同人ゲームとは思えないシナリオのうまさがあります。
SEXシーンがなくとも十分楽しめると感じました。
もとこの『クレナイブック』さんの作品には注目していたんですが、
まさかこまでとは・
というのが素直な感想です。
全体のストーリーは長めで、CGも結構おいです。
ただ、SFが嫌いだったりする人にはあまり面白く感じないような気もします。
ですが、この不思議な世界の雰囲気には飲まれるものがあると思います。
買って後悔はしない作品。
これはその一つです。 クレナイブックのシェア2作目
前作ほどの勢いは無いもの
しっかりと出来た良作。
絵に関しては前作に比べて綺麗なってきており過不足は無い。
シナリオは前作同様の雰囲気重視。
重く見せるシナリオではないもの
淡々と奇妙な世界を語り
しかし着実に進行するシナリオのテンポはさすが。
また単語の選び方が面白く主人公らの物語における立ち位置がわかりやすい。
性交を交尾と書いたり細かい点で世界観を支えているのが
クレナイブック作品のよさかも知れない。
今後の作品もとても楽しみだ。 クレナイブックのゲーム PULSEが楽しめたので、同じクレナイブックのこのゲームもプレイしてみることにしました。こちらのゲームも世界観やストーリーが良く、かなり楽しめました。また、50円よりも安い値段だったので、それも良かったです。 ヒト(人間)が下位種族として、上位種族に飼われていて、
ヒトは主人公とヒロイン「緑の」しか残っていないと思われる、終末的な世界が舞台となるノベルゲーム。
この世界観が、物哀しさを感じながらも心地がよく、魅力的でした。緩やかだけど着々と物語の終盤に向かっていき、気付いたら熱中してプレイしていました。
本能のまに「交尾」をして、ヒトが残した足跡を辿り、死んだような存在の2人が未来を紡いでいく前向きな姿は心に響くものが。
総プレイ時間も3時間ほどと、丁度いボリュームで、読了後もすっきり。
終末的な世界観が好きな方にはおすめのノベルゲームです。
全年齢とアダルト版が選択できますが、アダルト版の方が二人の関係性に深みが増すので、そっちをおすめします。 ヒトの支配が終わった世界。
飼われる立場である主人公が、ふと訪れた公園でヒトである緑の少女と出会う。
それ以降、初めての同種との逢引きに喜びや戸惑いを覚えながら、小さな街を隅々まで探索・堪能していくことなります。
日々の生活に何の感動も覚えていなかった二人が、交流を通じて少しずつ変わっていく様は、どこか退廃的な世界とい具合に対比しており、その独特な世界観にグッと引き込まれていきます。
性行為のことを『交尾』と表現するのも、自分たちはどこまでいっても飼われるものであるという当人たちの認識から来るものなのだろうなと考えると、言葉選びが本当に上手い作者様だと思います。
Hシーンの方も、時にらぶ、時に激しく、時に無理矢理と、揺れ動く二人の心理が良い感じに描かれているなと思いました。
少し不思議な世界を探索したい人に、お勧めの作品です。