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月の女、河の天使、神めくとき。 [サキュレント] | DLsite がるまに

    月の女、河の天使、神めくとき。 [サキュレント] | DLsite がるまに

    あらすじ

    • 月の女、河の天使、神めくとき。 [サキュレント]

      サンプル

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      レビュー

      精神障害を抱えて生きる主人公・ひだり。
      誰からも愛も理解も共感も得ることなく生きてきたが、生まれて初めてそれらを与えてくれる青年・ミギと運命のような恋をして―という物語。
      似たもの同士のようなひだりとミギが心を通わせていくシーンは丁寧で、まさに乙女ゲームをプレイしている感覚でした。
      互いに初めて通じ合える他者を得て、二人だけの穏やかな時間が続きます。
      ひだりの舞台劇のような台詞に潜む彼女の鮮烈な心情は、痛々しくも美しいです。
      そしてそれを肯定するミギも泣きたくなるほどに優しい。
      ―でもミギ、殺人鬼なんだよね。
      だから出会った時点でもう、恋人同士寄り添い合って生きるような、普遍的な幸福の未来が訪れるわけはない。
      もう少し早く出会えていたら何かが違ったのかも知れないけれど。
      そんな約束された破滅が迫る中で、愛する者に対して何ができるのか。
      ミギが出した答え。そしてひだりが受け取ったもの。
      少しでも気になったのなら、ぜひ見届けていただきたいです。
      声優さんは皆さん本当にお上手ですが、ひだり役の今谷様の魂から血反吐を吐くような絶叫は必聴です。
      スチルは全部で7枚です。
      どれも美しいですし、必要なシーンに無駄なく配置されているところにもこだわりを感じます。
      ただ、ひだりが容姿を中傷されるシーンは最初読んだとき少し戸惑いました。
      いや、この絵だと普通にめちゃくちゃかわい子だよね…? イケメン扱いのミギと顔面偏差値にさほど差はないよね…? と。
      写真を撮られたところをもう一度見返すとかなりの絶望顔だったので、暴言を吐かれるのも納得はできましたが。
      それに悪意のネット民って実情からかけ離れた悪口を言うものでしょうしね…。
      文章は綺麗で読みやすいです。
      同サークル様の過去作よりも、Hシーンの言葉選びも女性向けに寄った印象を受けました。
      しんどい部分も多い作品ではありますが、プレイすれば心に残る何かがあるはずです。おすめ。 以下ネタバレ注意
      シナリオについて
      ひだりの人生を知れば知るほど、たった1回の救いがどこかであれば。きっと人生が変わっていたのではないか。そんな救いが無かったからこそミギとの出会いがあった。なんて理不尽な世界。ミギはこまで壊れたひだりだから好きだったのか。なぜ〇人を続けていたのか。その答えは永遠に訪れないなんて理不尽すぎる。
      だからこそ、ひだりは神になったのだと思うと、ハッピーエンドではあるのかなと納得しなければならない感想になるのが凄い悔しい。
      キャストさんについて
      うん。山野さんのシナリオに出てくる今谷さんと言えば?ってくらい絶叫が凄すぎる!絶叫ではなく、ミギと喋っている時の乙女な声。おばさんや女性刑事に向かって放ったセリフ。声は曖昧になっても、そのシーンだけは絶対に思い出せるほどのインパクトでした。
      ミギを演じるミートさん!ひだり目線でミギの声を聞いているからなのか。エロい!同じ男性なのになんでこんなにエロいの!っと羨ましいくらいです。そりゃひだりも恋に落ちますよ!欲を言えば過去の回想でミギが壊れた時の声を聞いてみたいです。
      世見たづねさん、弥刀太一さん、秋山はるさんが演じるボイスの数は少ない方だけど、物語の世界観を引き出すために目立ち過ぎず、地味にならないような演技で本当にスキ!
      BGMについて
      もう好き!これぞ乙女向けゲームの雰囲気なのか!?とゲスな男性の心を浄化してくれる。だからこそ物語に深みが増して、物語にのめり込んでしまいました。レビューを書いている間はBGMとして再生しています!
      イラストについて
      体験版から思ったのですが、見た目はド派手なのに世界観が美しく感じました。特にミギとひだりが手を取るシーンのせいで、心のどこかでハッピーエンドがあると思ってました。そして、ミギの体は白で頭から血を浴びているシーンが出てきたとき、ビックリしすぎて漏らしちゃいました(笑)