慰愛の詩 [サキュレント] | DLsite がるまに
あらすじ
■ストーリー
主人公・田無ちさ子は、高校卒業を機会に就職し、職場に近いアパートで独り暮らしを始める。
そこで再会したのは、幼少期に入院していた病院で出会った少年、輿水令二だった。
見目麗しい青年へと成長した彼に惹かれ、部屋が隣同士なこともあり以前のように仲を縮めていくふたり。
ついには一線を越え、肉体関係まで持ってしまう。
しかし同時期に砂原伊佐治という青年が、令二と非常に親しい仲だということを知る……。
■概要
「慰愛の詩」は背景、文章、音楽、音声のみで進行する一本道の18禁サウンドノベルです。
なにも知らないまま、二人の男性の間に入り込むことになってしまった少女・ちさ子の心の動きと恋の行方を描写します。
女の子の純粋な恋心や嫉妬に焦がれる気持ちや、
どうしようもない男の子の儚い想い、
そういったものが好きな方におすすめです。
■注釈
女性視点で進行する乙女ゲームに、少しでも男性同士の恋愛描写がなされるのは嫌だという人には推奨できません。
ご注意の上プレイなさってください。
内容や含まれる描写について質問がある場合はサークルのTwitter(@succulent_an)でお答えいたします。
■スタッフ
制作
企画・シナリオ:山野詠子
キービジュアル:壱師 https://www.pixiv.net/member.php?id=15269738
TIP・UI :青谷鴬
音楽 :真島こころ https://flower-prayer.com/
声の出演
田無ちさ子 :秋野かえで
輿水令二 :KNOCK永街
砂原伊佐治 :ゆうひ
■サークルサイト
https://succulent01.wixsite.com/succulent
サンプル
レビュー
三者三様の想いが絡む美しくも悲しい物語でした。注意点としてこれはあくまで乙女ゲームで、BLとありますが男同士のエロシーンはありません。
ただある意味濡れ場を描写されるよりも、ずっと心を引き裂かれるような場面があり、
それが身体は何度も重ねているちさ子と令二との落差を感じさせる完成度でした。
幸せではないかもしれない。ハッピーエンド、愛される世界を求める人には苦しい物語でしょう。
ですが悲恋でしか表現できない美しさもまたあるのです。
子供のま大人になってしまい、誰も、自分すらも愛せない輿水令二。
そんな令二を9年間ずっと見つめ、支え続けた砂原伊佐治。
そして…そんな二人と運命としか呼べない再会を果たした田無ちさ子。
この三人のゆくえをぜひ多くの人に見ていただきたいです。
また、音声と音楽がとてもいです。
この作者さんの作品はどれも声優さんが本当に素晴らしい。
個人的な一押しは令二役のKNOCK永街という方。
低めでクールで、寂しさを感じさせる演技が完璧でした。 美しい詩と切なさで溢れてる作品でした。
『BLに割り込む女』のキャッチコピーに惹かれて買いましたが、
まあそれに嘘偽りはないのだけれども
幼少期に割り込んで、れい兄に恋されてしまったならもう仕方ない。
れい兄はどうあれきっと二人のことが好きなんだろうなと。
にしても愛情表現が歪みすぎて残虐である。
いやグロって意味じゃなくて、主人公女の子の心と体を腐らせていくような
とても容赦ない感じです。好き。
にしてもうちょいBL部分を掘り下げてほしかったのと、
今後の展開が気になる終わり方で終わってしまったので、
続編を希望したいような内容でした。
面白かったです! ビジュアル&コンセプトに惹かれて興味を持ち。
BL物と乙女物がぶつかり合うのって大丈夫かな…と思っていたのですが
この作品を購入した他の方のレビューを読んでみて、興味を持ち購入させていただきました!
まずビジュアル画がとても素敵です…!そしてキャラに顔がついているために
想像しやすい
そしてノベルゲームとしては珍しい主人公に声がついていたので尚更主人公の顔が解って読みやすかったです。
あと主人公の声がとても可愛くて、違和感なくゲームが進められました
そしてシナリオもとても良く、この先の続編がでたらいのになぁ…と思うような、引き込まれるシナリオでした。
とても良かったです! まずタイトルから性癖にめっちゃ刺さりました。
ヘビー乙女ゲーマーの自分はあの完全に女性を排除したイケメン同士の耽美な世界がなんか妬ましくBLは苦手で…タイトルを見た瞬間今まで溜まっていたフラストレーションが発散できるような期待感に溢れました。
プレイ前はきっとイラストの真ん中の美少女がBLコンビを引っ掻き回した挙句完全勝利を収めるのだと勝手に想像していました。
しかし実際はそんな簡単なお話ではありませんでした。ヒロインの胃痛を伴うような切ない心情がひしと伝わってきて読み終えたときには良い意味で胸焼けがしました。
自分が求めていたのはこういう作品だったんだと思います。
こういったゲーム(ノベル)は見たことがないので新ジャンルなんじゃないかと思います。
サークル様の次回作に期待しています! レビューが遅くなりましたが、公表された時から買おうと決め、発売開始の時間丁度に買った作品です。
サークル様の処女作ですが、キャラ一人ひとりがすごく魅力的かつ退廃的で始終暗い雰囲気でした。
そして暗いだけではなく、すっごく綺麗でした。美しかったです。
ヒロインちゃんも友人も1人によって翻弄されていく姿が辛く、ライター様の手腕で感情移入してしまい、胸が痛かったです.笑
ひとことでいうとても楽しく、前のサークル様の作品も全て購入してしまう大ハマり具合です。もう本当に大好きです。
キャッチコピーが衝撃的ですが、中身はすごく繊細でした。
次回も楽しみにしています。 事前に下調べしてからプレイしたので、クリア後にしんどくなるのはわかってました。
わかってましたけど想像以上にぐあと胸にきました。翌日に引きずったので土曜にやってよかった。
令二ィ…なんだコイツァ…となるのは必須ですが、振り返ってみると嫌いではないキャラクターです。自分の美学を持ったキャラクターはR18ものではあまりお目にかれない気がするので。
でもちさちゃんへの仕打ちはあんまりだあ…。ちさちゃんは自分なりに満ちた簡素なライフを送る女の子だったのに…。最後の絶叫が悲痛で胸がキリした。もうご都合展開でいきなりイケオジ出てきて慰めてくれねえかなと。
伊佐治はすごくいキャラでした。雨の公園で、ずぶ濡れのちさ子の隣でさしていた傘をおろすシーンが印象的。舌が回るサブカル好き、お世話焼き、い。この後も三人の関係は続くとして、伊佐治とちさちゃんは何話してるんだろう。意外と漫画の貸し借りとかするのか?思ったり。しないか。
サキュレントさん、胸を抉る素敵な作品ありがとうございました。
音楽も声優さんの演義も素晴らしかったです。
キリしたいときにまたプレイします。