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ドブ川に散りぬ初恋の [サキュレント] | DLsite がるまに

    ドブ川に散りぬ初恋の [サキュレント] | DLsite がるまに

    あらすじ

    ■ストーリー
    子〇の頃から凄惨ないじめに遭っていた少女・風早秋奈。
    年月を経て大人に成長した彼女は、
    傷ついた心を抱えて初恋の少年・榊春一彦へ会いに行く。
    寂しい者同士で寄り添っていた二人は、再会してまた心を開いて距離を縮める。
    「ずっと好きだった」
    ふたりの気持ちはようやく通じ合う。

    しかし秋奈が別の男性と交際していたことを知り、春一彦は感情の濁流に呑まれていった。

    ■概要
    「ドブ川に散りぬ初恋の」は背景、文章、音楽、音声のみで進行する一本道の18禁サウンドノベルです。
    なにもかもうまくいかないまま少女を卒業した雌と、
    機会を掴めずずっと少年のまま時が止まっている男の心の動きを描写します。

    自分はケガレた存在だと思い続けている女の子や、
    自分の中にしかない理想の初恋を追い続けている男の子や、
    そんな二人が近づいて傷つけあう遅すぎた青春が好きな方におすすめです。

    ■スタッフ
    制作
    企画・シナリオ:山野詠子
    キービジュアル:ふくろう
    音楽:鈴葉ユミ

    声の出演
    風早秋奈:今谷皆美
    榊春一彦:胸板鉄板ミート
    春一彦の少年時代:そらまめ。

    サンプル

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    レビュー

    凄絶です。同病相憐れむ感情で惹かれあった少年少女が引き裂かれ、
    大人になってまた再会するも、変わってしまったものは元に戻らないという現実、
    それが許せない男、春一彦と、
    何もかも諦めたように見せながら最後の希望として春一彦を選んだ女、秋奈の、
    痛々しく傷つけあい、それでも嫌いになれない、相手に完全に絶望できない痛々しさが描かれています。
    おそらく衝撃的なキャッチコピーから、いわゆる処女厨と呼ばれる男を想像する人は多いと思うのですが
    否、実際春一彦はそうなわけですが、描写のされかたはだいぶ想定外でした。
    ライターさんは絶対童貞マニアだと思いました。
    女から、社会から愛されずに育ってきた男というもの描写がリアルすぎるのです。
    ラストは個人的にはよい方に向かったのだと思いたいです。
    それからこのサークル、作者の作品ではいつものことですが声優さんが本当にすごいです。
    秋奈の今谷皆美さんも春一彦の胸板鉄板ミートさんも、役に憑依されているとしか思えないです。
    どうやったらこんな演技ができるのかとても気になります。
    もちろん、そんな声優の演技を引き出す怪物じみたシナリオであったことも間違いないです。
    それから、少年時代役でそらまめ。さんが出ていたのも嬉しかったです。
    音声作品ファンにはおなじみの人でしょうが、少年ボイスであんなブチ切れた演技をするのはレアでは。 処女であることが純愛なのか。
    童貞は守って当たり前なのか。
    一途とは時に優しく、時に醜いものだと感じる
    男性目線から見て凄い難しいテーマです。
    春一彦について
    昔の私なら処女じゃない女性はただのヤリマンビッチのイメージが強く、まさに春一彦と同じ気持ちでした。
    じゃあ、今となれば春一彦の考えは気持ち悪いのかと聞かれるとそうではありません。彼の子どものころのお話を丁寧に語ってくれたからこそ、あその考えになるよねと納得。
    秋奈について
    たぶん、女性目線なら分かるのかな?普通に付き合って、処女を捨てそこから得た者は何か。それを結婚するべき男性に捧げないことは罪なのか。そこを秋奈なりに解釈して落とし込んだことで、春一彦への気持ちにこたえようとしたのではないか。余計に苦しめるだけではないのか。
    抜き要素について
    出演声優さんのおすめから購入したので、正直抜きがどころは、ほぼ皆無です。まあ、乙女向けの作品を初めてプレイしたのでそこは違いますね(笑)最後までプレイしてみて、抜くよりも二人の気持ちのぶつかり合いに魅かれ、抜き要素が皆無なのが逆によかったです。そこに全ての思いが出ていたのが、男性目線でもすんなりは入れたと思います。 はみ出しものであり、小さい世界の犠牲者である二人の男女の苦しみを、ただひたすら味わう物語でした。
    お互いを「傷ついた自分の代用品」にしていたことが、お互いの絶望を生んでしまったのかなぁ…と、切ないでも悲しいでもない重みが心に残ります。
    いじめ描写や暴力的な部分はなか容赦ない感じなので、そういうトラウマを刺激するかもしれないです。 プレイしてまず思ったのは、
    「めんどっくさい男だな~!( ゚Д゚)」でした。
    処女じゃなくてもいま好きだって言ってくれるならいじゃないかよー!
    行動が不安定すぎて怖いわ。もー!
    とか思ったけど、
    でも彼にこれまで起きたことをふまえたら…そうもなるか。
    ほんとに純粋なんだなあ…。
    って思うようになりました。
    再会できてよかったね。 体験版が公開されて自分に合う文章だと思ったので、発売を楽しみにしていました。
    何だろう、「なんて言ったらいのか分からないけれど」って秋奈ちゃんじゃないけど、私が何を言ってもこの作品を表せるような気はしないので、体験版をやってみて少しでも気になるものがある方はオスメです。
    もう少し付け足すと、明奈ちゃんのモノローグに、あこういう表現があるんだなーこういう時なんて言ったらいか…おぉ!この表現しっくりくるなーってシナリオの方に感激してしまいました。
    最後に、クリア後のおまけとしてキャストの方のコメントがあるのですが、ある方のコメントで爆笑してしまいました笑 視聴が終わって思うことは…ただ切ないですね。もう済んでしまったこと、過去は何をしても覆りません。(´;ω;`)お互いに初恋です。再会してその熱は再び蘇ります。…とこまでは純愛で素晴らしいのですが…あきなちゃんは既に過去に付き合っていた男性と経験済みです。それを知った春一彦くんの心情は切ないですね。別にあきなちゃんが悪いわけではないんですよ!でもう済んでしまったことは覆らない。時が戻せたら…。そう思う作品でした。