おすすめレビュー
物語の謎が解ければ解けるほど面白さが増して行き、サガプラ作品の中でも特に楽しかったです。物語をとことん楽しみたいのなら
アーデルハイト こはね 七緒 夏乃 理玖
という順番をオススメします！ このシナリオを書けるのは天才だと思います。中二病シナリオランキングがあれば間違いなく上位入賞です。 可愛いパッケ絵、お花の香りがしそうなタイトル名、内容もきっと嬉し恥ずかしの甘酸っぱい学園ものなのだろうと思うことでしょう、最初は。
ゲームを始めてしばらくすると「カルト」「裏の」「五寸釘」などなど、お花の香りどころかキナ臭いワードがちらほらと出てきます。おまけに、主人公はなかなかヘヴィな生い立ちなので買うゲーム間違えたかな？と不安になりそうでした。
たとえ純愛ものだとしても多少のスパイスは必要でしょうけれど、なにをやりたいのかいまひとつはっきりしません。
キナ臭い共通ルートの後は個別ルートに入ります。
個別ルートは、七緒ちゃんが良かったです。久しぶりにレベルの高いツンツンデレデレな娘さんでした。ツンデレ好きなら、やる価値あるのではありませんか。
七緒ちゃんルートがなければ、星3つ・・・いや星2つでしょうか。。 絵が綺麗でシナリオも楽しめました。
キリスト教の宗教関係の話がちらほら出てくるので
そこは一応知っておいた方がいいかもしれません
あらすじ
――あの日、俺は天使を見た。天使（セラフィーン）のような彼女達と恋人になれたら、きっと天国（パライソ）のような毎日が待っている！もっとも彼、斉須 柾鷹（さいす まさたか）は、天国など自分には縁がないと思い込んでいた。だが天使の1人から、完全にロックオンされてしまう。確かに美鳩 夏乃（みはと かの）とは幼馴染だが、学園一の超お嬢様！そんなに毎日、大好きビーム照射されても、はるかに遠い高嶺の花だ。その友人、朱鷺坂 七緒（ときさか ななお）はモデル並の黒髪美人で、ツンツン天使と呼ばれるほどに素っ気ない。アーデルハイト・フォン・ベルクシュトラーセは、リアルお姫様！独唱は天使の歌声と賞賛されるほどだが、いつも気だるげで世話が焼ける。椿姫 こはね（つばき こはね）は、敬虔なクリスチャン。天使と呼ぶにふさわしい性格美人で、柾鷹は頭があがらない。……ん？気付けば、全員と関わりを持ってないか？だがそれも宿命だったのかのかもしれない。彼にはささやかな秘密があったのだ。目をこらせば、天使の翼が見える。その心が善なるときは天使が、悪なるときは悪魔の羽根が見えてしまう。それは幼き日――初めて天使を見たときから、始まっていた。 ▼もっとみるサンプル
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