おすすめレビュー
エロは脅迫による凌辱・輪姦となっており、外道な中年や身勝手な青年がヒロイン一人によってたかって襲いかってくる。じっくりと導入を描き、個別ヒロインルートに入ってからは、そのヒロイン一人に焦点を当てる構成となっている。そのため、複数ヒロイン作品であるにも拘わらず、いずれのヒロインも濃密に犯されており、抵抗・嫌悪から屈服・隷属までを丁寧に鑑賞することができる。ヒロイン属性も上手くばらけており、少女らしい娘から気の強い娘、年上の包容力あるお姉さんまで、手広くカバーしてくれている。いずれのヒロインたちも「誰かのために」あるいは「他ヒロインのために」身体を竿役達に捧げており、そういった清らかさが穢されてゆく展開は興奮する。
どのシーンでも彼女たちは身体を精液で染められ、穴という穴に竿を詰め込まれ、長い時間にわたって弄ばれ続ける。
凌辱のみならず、ヒロインを愚弄するかのような羞恥や、腋コキといったマニアックプレイなども用意されており、幅広いプレイも本作の魅力である。また、全員、必ず1シーンはコスプレエッチがあるのもグッド。
さて、そんな中で、個人的にはメインヒロインの親友とその妹の2ルートがお気に入りである。どちらも強気な性格故、良質なニラマレが堪能出来るが故のセレクションだが、姉妹での背景・性格の違いをしっかりと活かしたシーン作りも気に入っている。
姉の方は部活動のエース選手である点が上手く溶け合ったシナリオになっている。凌辱により心身共に弱りつも、大会に向けて努力を怠らない。当然、竿役達に最後まで屈しないが、そんな彼女もあっさりと折れてしまうよう、部活動を展開につなげているのが屈服に説得力を持たせ、巧みである。
妹の方は猪突猛進気味で、竿役をなんとかしたくてもから回ってゆくかのような展開が続く。真綿で首を絞められてゆくかのように、徐々に追いつめられ、心がすり切れてゆく彼女は見物である。 Guiltyの「虜」シリーズ。期待通りの「男達に犯され、嫌がりながらも気持ちよくさせられ、堕ちていく」シチュエーションが楽しめます。ラストは諦観パターンや完全に快楽堕ちパターンがありました。
どのヒロインも満足でした。個人的には「氷花」の快楽堕ちエンドがすごく刺さりました。「水咲」も良かったですが、「虜」シリーズのメインヒロインに多い諦観が混ざっている感じなので、完堕ちしている姿も見たかったのはあります。
あらすじ
注意:(VJ015144)「虜ノ姉妹 ~淫らに弄ばれる運命の迷い子~ 期間限定パッチ対応版」と内容の重複があります。
■ストーリー
塔夜水咲(とうや みさき)は、名門校と呼ばれる私立藍ヶ丘学園に通う女子学生。
幼い頃に両親を亡くし、一時的に施設で暮らしていたのだが、子供のいない夫婦に引き取られて養子になった。
心優しい養親に育てられた水咲は、幼なじみの瓜生一穂(うりゅう かずほ)・双葉(ふたば)姉妹らと
充実した日々を送っているのだが、ひとつだけ気になっている事があった。
それは、生き別れた妹のこと。
水咲は双子で、氷花(ひょうか)という妹がいるのだが、
水咲より先に別の家庭に養子として引き取られていき、それ以来会っていない。
きっと、自分と同じように幸せに暮らしているはず。
そう信じ、いずれ養親の面倒も見られるくらいになったら、氷花を探してみようと思っていたのだが……。
再会の日は突然やってきた。
ある日。学園に転校生がやってくる。
その転校生が生き別れた妹の氷花だった。
思いがけない再会に喜ぶ水咲。そんな水咲とは対照的に、戸惑う氷花。
その様子が気になった水咲は、氷花が引き取られた先を調べてみる。
氷花の養父は「キジマシステム」という大きな会社の社長だった。
幅広く展開している大きな企業なのだが、黒い噂も飛び交っていて、なんとなく不安になる水咲。
そして、その不安は的中してしまい、水咲は絶望的な真実を知ってしまう……。
■登場キャラクター
【どんなときでも前向きで優しいお姉ちゃん。】
●塔夜 水咲 (CV:星宮リリィ)
私立藍ヶ丘学園2年生。
帰宅部。
明るく人見知りをしない性格で、距離感を掴むのが上手く、人と仲良くなるのが早い。
氷花とは双子なのだが、幼い頃に両親を亡くした後、
違う家に養子として引き取られ、別々に暮らしてきた。
暖かく育ててくれた養親だが、養父は病で亡くなってしまい、
養母も病気を患った後、リハビリをしながら養護施設で暮らしている。
そのため、現在は一人暮らし。
人を助ける仕事がしたいと思っていて、将来は医療の道へ進もうと考えている。
生みの母はフルート奏者で、その影響でフルートを始めた。
ほぼ独学だが、人前で演奏できるくらいの腕を身につけた。
「またいつか、一緒に暮らせたらいいよね」
【物静かで感情を表に出さない妹。】
●貴嶋 氷花 (CV:猫田みけ)
私立藍ヶ丘学園2年生。
美術部。
水咲の双子の妹。
感情の起伏が小さめで、表情を大きく変えることがほとんどない。
自分の意見を口にすることは少なく「何を考えているのかわからない」と言われることも多い。
幼い頃に貴嶋家に養子として引き取られ、水咲とは別々に育ってきた。
実の父親が画家で、その影響からか絵を描き始める。
学園では美術部に所属していて、遅くまで残って黙々と絵を描いていることが多い。
「私は、大丈夫だから……放っておいて」
【面倒見の良く慕われている、ホッケー部キャプテン。】
●瓜生 一穂 (CV:藤崎紗矢香)
私立藍ヶ丘学園3年生。
ホッケー部キャプテン。
落ち着いた性格で面倒見が良く、同級生や後輩たちから頼りにされている。
部ではキャプテンで、チームのポイントゲッターとして活躍している。
父は、規模は小さいけれども技術力で有名な町工場の社長。
家は塔夜家と近所で、水咲とは幼いころからの付き合い。
水咲にとっては実の姉のような存在。
一穂も水咲のことは妹のように思っている部分がある。
甘い物好きで、あまり表には出さないけれど双葉の作る菓子を楽しみにしている。
「まあ、みんな私の妹みたいなものだからね」
【元気に周りを明るくする、年下のムードメーカー。】
●瓜生 双葉 (CV:星空ユメ)
私立藍ヶ丘学園1年生。
菓子研究部。
一穂の妹。
一穂と同じく水咲とは姉妹のようにして育った。
姉の一穂とはまったくの正反対で、やんちゃな性格。
何事もやる気を出すまでに時間がかかるけれども、やればできる子。
基本的にノリは軽めだが義理人情に厚く、友達・仲間を大切にする。
困っている人を放っておけない性格で、わりとお節介焼き。
よく言えば人が良いのだが、悪く言うとお人好し。
また、さみしがり屋な面があり、何かと一穂や水咲について歩いてる。
料理は全般的に下手だが、菓子作りは上手で、部で作ったお菓子をよく一穂にあげている。
「疲れた時は甘い物が一番だよ。はい、食べて食べて」
【すべてを受け入れて生きる美人秘書。】
●百合本 由奈 (CV:東シヅ)
株式会社キジマシステム・社長秘書。
貴嶋家に住み込みで、プライベートの世話も兼ねている。
短大卒業後、別の会社で社長秘書をしていたのだが、
諸事情あってキジマシステムの秘書になり、貴嶋家で暮らすことになった。
落ち着いた性格で、感情的になることはほとんど無く、どんな相手でも分け隔て無く接する。
仕事は非常に丁寧かつ有能で、取引先の評判も良く、
打ち合わせ等のメンバーにわざわざ使命されることも多い。
弟がいるのだが、難病を患っていて入院生活が続いている。
「わかりました……仰せのままに」