おすすめレビュー
無事?に卒業しました。最初由弦くんはどうしてこんなに暗く絞り出す様な声なんだろうと思ってました。
彼が黒鳥由弦だったからなのかなと思いました(妄想)。
どのルートも面白かった。なになのかはある程度初めから予想できる様になってます。
主人公たちは皆何かに執着して囚われて、破滅に向かったはずのみちは捉え様によってはそうでもなかったり。
どうなるのか知りたくて夢中になって何度も繰り返しました。
どうしてそこに至ったのか、はっきりしているようでしていなかったりしますが
「どうして」が知りたくてずっとやるのが私は楽しかった。
卒業できましたが、もう少し自分たちのみちにすんでしまった彼らを見ていたかった。
かなうことならすみ始めた由弦くんを見たかった。
どの主人公も私には刺さった。
歌も良かった。
絵でも設定でも何か惹かれるものがあるなら
よっぽど死んだりが無理じゃないなら、是非やってみてください。
私はたくさんの分岐が楽しかったので、今回はプレイ前でもわかるネタバレは無しとします。
ファンディスク、勝手に期待してます。
これだけ分岐して完成してしまってるけど、なんだか足りなくて結末のすべてはすっきりはしてなくて、でも楽しかったから。
楽しかった。ありがとうございました。
あらすじ
■ストーリー
天照はこの国の最高神として、アラマツリはこの国の悪しき力を象徴するものとして古来から存在している。
善と悪、幸福と不幸、生と死――天照とアラマツリに由来するそれらは全て人間に内包されている。
アラマツリは時に具現化し、時に人間に悪影響を及ぼして世間を騒がせる。
主人公である黒鳥由弦は都庁に働く公務員である。
所属は都庁7階に存在するアラマツリ対策課。
アラマツリを見、対抗できる人間達が集まった部署であり、
その選抜方法は様々だが、最後は代々木の時計塔の上にある巨大な花を見ることが出来るか、であった。
黒鳥が所属してから3年。
東京は今日も変わらずアラマツリが漂っている――……。