おすすめレビュー
恐らくエロゲ史上、最も不憫な主人公である「時坂玲人」。彼がこのシリーズ完結編である「天ノ少女」でどのように救済されるのか、そこに1番の焦点を当てて私はこの作品をプレイしました。
相変わらずシステムは難しく、True ENDへたどり着くのに四苦八苦しましたが、なんとか今作は攻略サイトを見ずにTrue ENDを見ることができました。
ネタバレを防ぐため、詳しくは書けませんが、今回のTrue ENDは全てのイノグレファンを満足させるに足りうる出来だと感じています。
特にクラナドとかヴァイオレット・エヴァーガーデンが好きな人は、あのエンディングを見て泣かない人はいないんじゃないかなと思います。
とにかく、殻ノ少女シリーズを1作目からプレイしている人は攻略難しいけど、頑張ってTrue ENDまでたどり着いて欲しいです。
玲人と〇〇が再開するシーンを見た時、きっと涙で画面が見れなくなる筈ですよ。 私のような凡人が、犯罪者側の創作である死体に美しいとも、主人公側の苦悩も感じ思える魔力がこの作品にはありました。
エロゲというカテゴリですが、この作品には過多にその表現はされておらず純粋に一つの作品としての純度を汚さず、美しくしていると思います。
製作者の皆様、長い間、冬子に魅了されていましたがやっと胸をなでおろす気持ちです。
このシリーズの完結を描いていただきありがとうございました。
殻ノ少女シリーズの最終作としての物語の纏め方は非常に良く、文句の付け所はない。
ただし今回もまた立ち絵等がガラッと変わってしまっていて最初の方、特に男キャラは違和感が凄かったですが虚同様慣れてしまえば寧ろ好きになりましたね。
シリーズとしてみるなら最高の最終作なのですが虚の完成度と比べるとちょっと劣るかなというのが正直な感想でした。
でもシリーズとしてみるなら最高傑作です。
辛口です。
12年前からプレイしているからこそ、最終作へかける期待が大きく、それが失望にも似た感覚になってしまったのかも知れません。
まず、もはや、別物のゲームになっています。絵のタッチがかなり変わっており、クオリティが最高だった「虚」のものとは全然違います。やはり時間が経ちすぎたんでしょうか。
そして、R-18という表記とは裏腹にアダルトシーン一切なし。「殻」からどんどんシーンが減らされ、今回はもはやゼロです。カルタグラやクロウカシスにもあったアダルトシーンがないんじゃ、単なるサスペンス系のサウンドノベルとなんら変わりません(声優さんが変更したり、年齢を重ねたことも影響ありかもしれません)。
正直なところ、「殻」が最高傑作でそこから引き延ばしまくって無理くり収めたことから、このようなことになったのかと不満が残る内容でした(「殻」のTrue Endでよかったと思います)。
あと、1作目から出てる人でものすごくアホになっちゃった人がいます。過去の過ちを後悔してるからこそ、非常に真摯で真面目に接してくる人柄が良かったのに今作では単なる変人になってるんで可哀そうでしたね(設定の変更か?)。
とは言え、京極夏彦系の推理ものをベースとした濃密な展開はハマるし、夢中になってプレイさせる構成は見事です。今回の犯罪者も自己中極まりない奴らオンリーなので解決した時の爽快感はスカッとしました。主人公の時坂が迎える最終到着地点はホロリとさせられました。プレイすることについては一見の価値あるものだと思います。 イノセントグレイの作品はすべてプレイしています。
虚ノ少女からずっと今か今かと待っていましたが、
期待はずれでした。
BGMも前の作品に比べると心に来るものはなかったです。
贋作事件はすごく良かったですが、その後の展開が正直微妙でした。
グランドエンド後の話もう~んって感じだった。
鬱エンドを期待したわけではありません。時坂さんの幸せは心から願ってました。
色んなレビュー見てるとみんな高評価ですが、ほんとに殻虚やったか?って思います。
ほんとにがっかりしました。 殻ノ少女
虚ノ少女
と続いた三部作の完結編。
非常に美しい絵とBGMはそれだけで買う価値があるほど
最初からやってないと意味不明なのでプレイ必須。
なお、前日譚が公式サイトで体験版として配布されていますが
やらなくても大丈夫です。
しっかり本編で体験版部分も回収されます。むしろそのほうが流れが綺麗に
まとまるので没入したいならむしろやらないほうがいいです。
謎になっていた部分や、前作でパラノイアにとらわれてしまった人達の結末など
すべてが描かれていました。
公式サイトでキャラクターの事を一番に考えて創られたと
書かれていますが、その言葉通りの作品です。
締めとしての満足感は言葉にできないぐらい高いので
過去作プレイ済みの方は是非。
1週目で謎の大枠が明かされ
2週目で各キャラの結末及び心情描写が追加されます。
1週しただけでは終われません。
スタッフの方々のキャラ愛が詰まった作品でした。
マイナス点はHシーンが無いこと、プレイした方はわかるかと思いますが
前作、前々作同様、難易度が高いため選択肢で詰まる可能性があること。 このエンドを見るためにずっと待ってました。単体としては意見は出るでしょうが、3作品通して素晴らしいの一言です。 殻ノ少女から続くカラシリーズの最終章。
朽木冬子から依頼された時坂の集大成
シリーズでは1以来のグロさ前回のシリーズですな。
エロは極端に少ない。ほぼないといった感じですかね。
それと私としては一番に驚いていたのは滝沢アツヤさんの魚住が帰ってきた事
これは言っていいのか、中の声優さん引退宣言していたので2の魚住が消された背景はここにあるとおもってましたから、まさかの帰ってきたのは本当にうれしかった。
ドラマCD含めて時坂の相棒はやっぱり魚住だろうとおもっていたので
八木沼とか真崎に取られていた時はモヤモヤしてましたが、魚住の掛け合いはよかった。
ドラマCD同じく最後は〇〇と結ばれたし、もう感極まりましたよ。
大きく不満はないのですが、一点どうしてもふに落ちなかったのは、TUREエンドに向かってがきちんと解決した話に行かなかった事
それぞれのエンドを纏めてみんなが出そろうから
例えばTRUEエンドだと約3名でません。
2で出ていてたメンツです。まぁTRUEに行くには結婚式見ないといけないので〇子だけはみれるかな?
でも残りは二人は出やしない。
そこに向かう形でまとめていけばよかったんじゃないかと思うんですよね。
別に最後の二つのエンドは分ける必要があまり感じなかった。
ただTRUEのエンドは憎いもっていきかっただったとつくづくおもいますな。
きしくも全く同じ状況で全く同じ姿で、もしかしたら先天的な肉体も同じな二人が
同じ人物と同じ会話をする事で終わる。
それだけはシリーズを全てやってきて良かった事ですね。
だからシリーズをいままで追ってきた人はやるべきだと思いますよ。
少しエンドに行くのがシビアですが…… 長かった殻ノ少女シリーズの完結編です。今までのシリーズをプレイしていた人は買いだと思います