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終のステラ [Key] | DLsite PCソフト

    終のステラ [Key] | DLsite PCソフト

    あらすじ

    ■ストーリー
    地球が、すでに人類の世界ではなくなってから久しい。
    世界はシンギュラリティを起こした機械群に支配され、人々はその片隅で、息を潜めて生き長らえていた。

    運び屋“ジュード”の元に、依頼が舞い込む。
    それはシンギュラリティ機械群の影響を受けない、
    少女型アンドロイド“フィリア”を輸送して欲しいというものだった。

    世間知らずなフィリアの行動に嫌気がさしながらも、ジュードは旅を始める。
    時には略奪を繰り返す人間から逃げ、時には機械群が闊歩する危険地帯を通り抜け、
    輸送依頼を果たそうとする。

    フィリアは何度も人間になりたいと口にする。
    遥か空の先に辿り着けば、アンドロイドは人間になれると言うのだが……?

    サンプル

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    レビュー

    昨年から急に回転率を増してるKeyのキネティックノベルシリーズの新作です。
    プラネタリアンから始まったこの枠にはやはりSFがよく似合う。そしてライターは田中ロミオ。私は彼の信者です。
    とはいえ信者の贔屓目に見ても、今作がポストアポカリプ系のSFとして手堅くまとまった傑作たることは疑いを得ないでしょう。
    美麗なビジュアル面―背景やキャラクター、スチル―を贅沢に使い、簡潔にして力強い文章のテンポの良さがそれに負けず力を持っています。音楽も派手さはないですがじんわりと効いてくる。良い。
    もちろんストーリーやテーマは決して、そうした素材や表現に負けていません。ポストアポカリプスものには絶望感が必要だと語ったライターだけに、世界観はディテールにこだわって作られており、それがロードノベルとして成長譚(ビルドゥングスロマン)として、話の筋を細部に渡って見事に支えています。
    AIも出てきます。というか主役です。色々なSFガジェットもあります。スケールの大きさあります。
    文明の崩壊にある意味で真摯に向き合い、その上で王道とも言えるストーリーがあるわけですが、でもそれが陳腐ではないのはこの作品の巧さでしょうか、くすりと出来るユーモアもあるよ!
    そして歳を取ったおっさんだからか、この作品の中核をなすテーマには久しぶりにじんときました、最後には涙腺を刺激されてしまいました。泣きゲー。
    この物語の最後は、人によっては不満があるかもしれませんが、私は偉大な勝利だと思いました。そこには静かな感動があります。
    プレイ後、思わず近隣の店舗に豪華特典版を買いに行くことに。1万円もしましたが後悔はしていません。特典Sもあるしね。
    プレイ時間は5-7時間くらいでしょうか。時間だけで見れば値段相応かもしれません。でも値段以上の価値はあると思います。まさしく良質の小説一冊を読み終えたかのような素晴らしい体験でした この作品は間違いなくkeyの「泣きゲー」の系譜であり、ロミオ氏による「自己と他者」というテーマを軸に作られた上質なSF傑作である。
    ファンはこの体験版の内容と値段で何も言わず買うだろうということで、
    このレビューはkeyは好きだが、SFが苦手もしくはロミオ氏による「Rewrite」が合わなかった、という方に向けたい。
    まず複数ライター産で多数ヒロインがいて、後半小難しい展開があった「Rewrite」と大きく違うところは、主人公とヒロイン二人のやりとりがメインであり、
    用語や世界観についてはこの世界に生まれ落ちたばかりのヒロインに対し、主人公による説明が逐一入るため、設定を違和感なく呑み込んでいけるタイプの作りとなっている。
    とにかくこの二人による人類が衰退した世界での旅を追いかけるだけでい。
    大事なのはこの二人の「交流」である。
    そこに注目するだけならば、読みやすさが大きく違うはずだ。
    そして、主人公は成人男性であり、サバイバルのプロである。その言動はとにかくユーザーにストレスを与えないように配慮されているように思える。
    また、一応ロミオ信者の方にフォローを入れると、読みやすいからといってロミオ氏の「濃さ」がないかといったらそうではない。純度10%のロミオ節、というわけではないが(特に下ネタだとかパロディなどはない)、その美しい文章と緻密な世界設定は、これ、これが読みたかったんだと満足できるはずだ。
    この作品の唯一と言える欠点はボリューム、つまりもっとこの二人の旅が見たかったということに尽きる。
    長々と書いたが、とにかく読みやすく万人受けする作品を出してきたという印象だ。そして勿論、感動する。
    高品質なCG、BGM、文章、声優陣による熱演これが20円でいのか?と言いたい。
    プレイ時間はオート垂れ流しで10時間とのこと。
    まずは体験版に触れてみてほしい。 推しの声優さんが主演ということで購入を決意したもの普段遊ぶゲームはアクションばかりでノベルは皆無,漫画やアニメもこだわりが強いオタクなので正直楽しめるか不安でした.
    しかし一度始めると本当に面白い.まず細部の作り込みが半端なくて,ちょっとした台詞の言い回しや専門用語の使い方,そしてイラスト(特に銃器の描き込み!)も本当によくできてるので話に思いっきり没入できる.肝心のお話も予想できないけど複雑すぎず,既視感や寒気を感じる部分が一切なくて感激しました.
    DLしてから10時間ぶっ通しで時には必死に涙を堪えつ完走,寝不足ですが何とも言えない多幸感と喪失感に包まれております.ノベルゲーのド初心者ですがめちゃくちゃ楽しめました. レビュータイトルの通り、シナリオゲーム初心者におすめの作品です。
    本作品は約20円で購入できるロープライス作品であり、プレイにかる時間はおよそ10時間程度である点が初心者にもおすめできます。
    こからは内容に関するレビュー(ネタバレはないです)
    本作品は完結しています。
    続編があるとかないとかそういう話ではなく「終のステラ」という作品が、主人公たちの物語が完結しているのです。「もっとい結末があったのではないか?」「あのキャラクターはこの後どうなるんだ?」という思いがないわけではないですが、この話の結末はこれでよかったのだと、これが人生なのだと納得できるお話です。
    10時間という短い時間で、この納得感を感じることのできるシナリオゲームはそうはないでしょう。 シナリオ面の評価は完璧、と言って差し支えないだろう。
    シナリオは終始目的が一貫しており、伏線も明確に機能していて綺麗に作品を閉じられていた作品だった。
    また、それでいて拡張性もあり、物語を拡げる部分の妄想はいくらでもしようがあるので綺麗に終わっていながら、シナリオ中の細かい部分やシナリオ終了後の話を考えられる、と言う点は非常に良い部分だと感じた。
    唯一不満点を述べるとすれば気持ち悪いオタクの意見ながら「行ってきます」と言って欲しかったくらいだろうか。
    全体的なグラフィックも非常に優れていた。
    デジタル的な美麗さ、と言うのはそこまで高くないので感受性の違いで雑な絵に見える人もいるかもしれない。が、AI、SF、そういったデジタルなテーマにアナログチックなタッチの絵は対比的で非常に美しかった。
    あまり褒め称える表現は好きでは無いが、一種の芸術品と呼べる美しさだった。
    曲もとても良かった。
    シナリオに過度に影響を与えることなく、それでいて静かに奏でるメロディは心地よかった。
    メリハリもよく、シナリオを最大限に楽しませるよいスパイスになっていたと思う。
    さて、こまでとてもこの作品を褒めたが、致命的と言って言い問題がある。
    UI、システム周りがホントに悲しいくらいに古く、そして悪い。
    画面一杯に表示されるシナリオは、先ほど褒めちぎったグラフィックを覆い隠す。また別に読みやすくもない。
    また、せっかくい台詞があったとしてもその台詞をブックマークすることも出来ない。
    さらに何故かセーブ画面のページ移動がマウスホイールに対応していない。
    もっと言うならセーブデータから読み込んだシナリオに関してはバックログに対応してる癖戻ることは出来ない。
    これが15年は前に出た作品ならばそれでもいだろうが、いくらなんでも古すぎるUIには流石にストレスを感じる程だった。
    よって☆4評価に留める。本当に残念でならない。 久しぶりの田中ロミオ氏のシナリオ作品をクリアした感想は、シンプルにやってよかったです。いつものkey作品お約束の挿入歌攻撃で涙腺崩壊でした。
    体験版シナリオから始めたのですが、続きが気になりすぎて発売日を待ち遠しく感じていたほどでした。シナリオを進めていくにつれて、ジュードとフィリアとの関係性がどん変化していき、ゲームの世界観に引き込まれ続け、あっという間にクリアしてしまいました(笑)。1980円というクオリティーではないと思いますので、友人にも布教できる作品だと私は思っております。内容が気になる方は体験版から是非プレイしてみてください!