おすすめレビュー
今のご時世、絶対にアニメ化できない内容。だけど、内容は心に残ります。 とても良かったです。文章が重く、読むのに時間がかかりましたが、読後感が素晴らしく、教会エンドもトゥルーエンドも心に残るものがありました。プレイするのなら冬の間にお勧めします。名作です。 僕たちはなぜ生まれてきたのか、どうして正しくあれないのか。
守りたい人がいる一方で、何故他人を傷付けてしまうのか。
そんな人間の弱さと醜さと儚さが極限状態で露呈する展開に舌を巻きました。
非常に名作です。
登場人物の心理描写やセリフが丁寧なため、物語にリアリティがあります。
登場人物の中で誰が自分の考えに近いか、もしくは自分ならどのように考えるかを考えながらプレイすると面白いと思います。
ノーマルエンドのラストシーンのカタルシスは、他のゲームでは得られないものです。 辛いテーマや辛いシナリオが好物で、その手のレビューをあさっていたら行きついたエロゲーでした。今までその手のエロゲーといえば凌●、理不尽などが多かったですが、これはそれらとは一線を画すものだと言えるでしょう。
Hシーンはそこそこで抜きどころも多々ありましたが、テーマが重すぎて、そこまで到達したときには到底そんな気分にはなれなかったです。
舞台は冬の日本で、未曽有の大地震に巻き込まれ、無援状態を余儀なくされた若い男女たちを描いています。日本に住んでいると地震の恐怖を身をもって体験することが多いので、その時点でかなり心に来ます。
主人公たちは助けが来るのを信じでいろんな行動を起こしますが、絶望した人々や集団ヒステリーにさいなまれる人々と接していくうちに、思想の違いで争ったり別れたりします。そんな中、主人公は決して何かをあきらめることはないのですが、その姿が他人には奇異にうつります。
そんな話です。
正直、本作で学んだことはないと言っていいと思いますが、感情をかなり揺さぶられました。気楽にはできないけど、また気が向いたら再プレイしたいと思える素晴らしいシナリオです。 ストーリー的には鬱々な展開
様々な人間模様
キャラ視点が変わりながら進んでいきます
メインヒロイン視点の話は衝撃的で今でも忘れられないほどです
ノベル形式の作品ですがグラフィックの邪魔をしないように
色々工夫されています
引き込まれるストーリーぜひ堪能してください
ちなみにパッケージの女の子はメインヒロインではありません@@;あしからず というのは個人的感想ですが、私のエロゲ生活の中でも最も印象深い作品。
大震災直後という極限状態の中で繰り広げられる終末系ヒューマンドラマで、読後になんともいえない余韻を残してくれます。
オススメ度120%、心震えるストーリーを是非手にとってください。 好きか嫌いかが分かれる作品だと思います。
感情を思いっきり揺さぶられて、感動する場面、絶望する場面、戦慄する場面が非常に多く、そして文章が非常に難解で読解力を要求されます。
主人公はいたって冷静沈着。そこに絡んでくる人たちとの掛け合いがメインですが、中途半端な気持ちで挑んではいけません。
素晴らしいシナリオ系なのは間違い有りませんが、いろいろと後味が苦い作品でもあります。 いわゆるビジュアルノベル系ゲームだが、立ち絵がなく漫画のようなコマ割りとテキストの組み合わせで進行していく。
災害によって徐々に秩序を失っていく世界はぐいぐい引き込まれるパワーがあり、間違いなく良作なのだが、
・テキストの一文一文がやたら長く歯切れが悪く、慣れるまでくどく感じてしまう
・物語の主人公格にあたる人物が感情移入しにくい(ことさらに不快というわけではないのだが)
・勧善懲悪の物語ではなく、読後のカタルシスは乏しい
という点には注意が必要か。 このゲーム、私は非常におもしろかったと思うしよく出来ていたと感じました。大地震によるそれぞれの変化がとてもリアルに描かれていたと思います。
エロに関してはシーン自体はあまり多くないです。ですが話しに引き込まれてしまうので、私はあまり不満は感じませんでした。
唯一の難点としては、長セリフが時々あります。これがちょっときつかったですね…… ストーリー、CGなどしっかり作りこまれているとは感じた。
ただ、唐突に終わったので「え?これで終わり?」となった。
買って損はしないとは思うが、過大評価されすぎな気がする。 他の方の評価が高かったのでプレイしてみました。
この作品に対する理解が浅いということもあるかもしれませんが、傑作とは思えませんでした。
私個人が、傑作と思える要素として
・飽きない
・プレイしていて続きが気になる
・登場人物に魅力を感じる
・作品が何を伝えたいのかわかりやすい
等が挙げられますが、上記の要素があまり感じられず進めるのが苦痛でした。
レビューの評価が高かったので最後まで何かあると期待して見事裏切られました
最後まで我慢してプレイしクリアしましたが、何も感動はありませんでした。
これをやる暇があるのなら別のゲームをすればよかったと後悔しました。
安易に高評価をつけないでほしいと感じたのは初めてです。 白鳥が死の直前に最も美しく鳴くという伝承から転じて、芸術家などが死の直前に最も優れた作品を遺すという慣用表現が作品タイトルになっています。全体としては、大災害後の極限状態の中で様々な登場人物がそれぞれの美学や価値観に殉じていくタイトル通りの話になっています。地震や被害の描写が真に迫っていて登場人物の絶望がリアルに感じ取れるので、価値観を貫き通すことがどれだけ難しく、尊く、また美しいことなのかが伝わる良作でした。
上手く鳴いて死んでいく人もいれば、頑張ったけど鳴き声が醜悪過ぎる人や、鳴けないままの人もいて、それぞれ違った楽しみ方ができます。 ミドルプライスの良エロゲとタメ張れる内容。異常な大災害の後に人はどうなってしまうのか、よく考えさせられる作品だった。リアルとフィクションの良いとこどりをしたようなシナリオであると思う。
終始「このあとどうなっちゃうの?」といった不安がつきまとい、読んでいてスリルのある展開が続いた。
数少ない欠点として、通常のエロゲよりもメッセージウインドウが大きく文字の密度が高い。ポチポチしてサクサク読むのは難しく、活字の本が苦手な私は読み切るのに体力を要した。 鬱エロゲーの中では、群を抜いてできが良い。まず文章が良い。淡々としており、読みやすい。
それぞれの「重責」に対してどう振る舞うか。どのような価値観、哲学を採用して、嘯いて、生きるのか、というテーマが、サバイバルの中でサスペンスフルに描かれる。
肝は「内省的な、哲学方針のスタイルウォーズ」であり、外面的にはことさら興味深いことが起こるわけではない。
なので、わからない人には、さっぱりわからないだろう。
逆に、そういうことに日々苦しんでいる、苦しんだことのある人には、とても深く刺さる可能性がある。 この作品から入って瀬戸口さんのファンになりました。
内向的で退廃的な物言いが最高です。
normalのラストは人によってポジ/ネガな捉え方があって、そこも面白いところ。
小説家になってからの作品も変わらずなのでおすすめです。 名作だとは思います。
プレイしてから1年以上がたちますが、今でもこのゲームのいろいろな場面を覚えています(主にエッチシーン以外)。
一方、エロゲーとしてはどうなんだろう?とも思えます。エッチシーンが占める割合は全プレイ時間の5%に届かないと思います。エッチシーンだけに期待して買うと肩すかしを食います。
冬の大地震で人の営みが破壊された街を舞台としてそこに生きる人を描いた作品。
というところからも分かるように今となっては目の当たりにした出来事が描かれています。発売されたころには予想さえなかったでしょうが、自然の暴力で薙ぎ払われた凄惨さが生々しく描写されていて当事者には刺激が強くなってしまっています。
エロ方向は控えめ。今となってはゲーム画面も小さく調整もできない、雰囲気と演出重視でテキストが画面の小ささも相まって読みにくい、オプションに使われているフォントが一見で読めない、スキップのデフォルトが未読で止まらないに設定されているなどありますが、それを踏まえたとしても正気の向こう側で生きる人の極限が好きな人にはお勧めします。 テーマは震災の話で、人間の心理や環境によって人の行動が書かれてるエロゲ作品でした。
現実的な話で、我々日本に住んでる人たちも他人事じゃないと思いました。
とても考えさせられる話で、東日本大震災を想起させられました。火事場泥棒と言って震災など人々が混乱に乗じて盗みや悪いことをする事で、この火事場泥棒って言葉がこの作品には多く見られます。
ある意味では実話を元に作られてると言ってもいいと思います。実際にこのような話も東日本大震災などであった。と記事がありました。
ただ昔の作品なのか大音量で聞かないと声も音が聞こえないですし、設定も英語表記の変なロゴで凄くやりづらいです。なにより話が長い。小説かと思うぐらい
テキストも上下左右に動きますし、長文で長々と話しますから退屈ですし、声も聞こえないし、で凄くプレイしずらかったです。それさえ気にしなければ良い作品だと思いました。
あらすじ
その夜。それまで通り過ぎるだけの他人だったぼくたちは大きな運命の煮えたぎる一つの釜の中に投げ込まれてしまった。まもなく一年を終えようとする12月24日。降誕祭の前日。その山奥の都市には昼頃から雪が舞い落ちて、ホワイト・クリスマスを祝う喜びに満ちた空気が街中を覆っていた。レストランや駅を飾るイルミネーションは、陽が落ち、人々が眠りについた後も、しずかに瞬いていた。その幸福な眠りを乗せた大地が、突如として揺れ、そして平和な世界は一変する。アスファルトは裂け、建物は崩れ落ち、暗闇のあちこちから恐ろしい悲鳴があがった。ごく平穏な住宅街の光景は、瞬時にして地獄の景色となる。その街で一人暮らしをする大学生尼子司は、混乱の中で奇跡的に一命を拾った。廃墟のなかを彷徨ううちに自閉症の少女八坂あろえと出会う。そして彼女と共に避難先を求めて歩きはじめた。風が強くなり、すっかり吹雪となってしまった街。瓦礫を踏みしめながら、司たちは辛うじて体を風雪から守ってくれる建物を見つけた。それは古ぼけた教会で、司はひとまずその場所で休憩を取ることに決めた。司と同じ様に地震で家を失った若者達が、やはり同じ様にして、集まってくる。そうして、雪の降る教会で、彼らは出会った。 ▼もっとみるサンプル
















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