RbmbG [bmbの会] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
◆OUTLINE~概要~
スーパーファミコン時代を思わせる王道RPG作品。
異世界で巻き起こるドタバタ騒動に巻き込まれる主人公達との、
ギャグまみれかと思いきや、時にホロっとさせる活劇の果てに、
プレイヤーは『覚悟』と『理想』の選択を迫られます。
◆STORY~物語~
人類にしては顎が長すぎるどこにでもいる高校生『アゴラ』は、
ある日昼飯のちくわを追いかけて異世界へ渡ってしまう。
何か追いかけてきてくれた友人の『テラオ』と共に歩むその世界は、
『キンタマ団』と呼ばれる犯罪集団が蔓延っていた。
アゴラはキンタマ団の魔の手を振り払い、みごとちくわを取り戻す事が出来るか!?
サンプル
レビュー
説明文を読んだけでは何が何だかだったが、安かったこともあり面白半分で購入しました。結論から言えば、所々にでる下ネタやおそらく身内ネタを考えなければ良ゲームでした。シンプルながらに育て方次第で幅が広がる戦闘、個性豊かなキャラ、そして物語が進むにつれてプレイヤーに訴えかけてくるものは製作者様のこだわりを感じました。
随所に色んなRPGのパロディも見受けられ、RPG好きの自分は大変楽しませてもらいました。 面白いゲームを求め新着を漁っていてこのゲームを見つけ、ふざけた説明文からどんな内容のゲームが出てくるのか、値段も安かったことから怖いもの見たさで購入したが、結果として買って大正解だった。
・難易度
初心者には少し難しいがRPGに慣れている人にはちょうど良い難易度
・総プレイ時間
25時間程度、値段に反して市販ゲーム並みのボリューム
・戦闘面
良くあるツクール系のUI。中盤以降手に入る装備品の中には非常に自由度の高いものがあり、剣士は剣を、魔法使いは魔法をといったありきたりな固定観念を取り払った戦闘を行うことができ、戦術の幅が広がる点が良かった。
・ストーリー
序盤から中盤まではギャグテイストなストーリーが続き、終盤が近づくにつれ徐々にシリアスに。終盤章では章のタイトルである一つの題材を巡り、正義ともう一つの正義がぶつかり合う熱い展開が.
・感想
説明文からしてふざけたゲームだが、全体のストーリーは意外にもしっかり作り込まれており、特に最終盤にはストーリーの裏に現代社会へのアンチテーゼのような物を感じ取ることができ、クリア時には1プレイヤーとして考えさせられるモノがあった。
値段的に対するボリュームも異常に厚く、ゲーム内で出てくる地名など、実在する名称のものが多いため、販売元のbmbの会という作製陣が自身たちの創作物を世に残すことを目的に作ったのではと推測できる。
冒頭に突然現れる「アニキのキンタマ」さえ許容できれば十二分に楽しめるゲームなので、買う価値アリ。