Lily 白き百合の乙女たち S [disfact] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
近未来の仙台、不思議な能力を持つ少女たち「リリー」と異形の生物「黒閖」の戦いの物語。
友情によって結ばれる少女たちの絆「カップリング」を駆使して戦おう!
サンプル
レビュー
まだ完全クリア出来てませんが、かなり内容あるので一度レビュー書きます。中学1年から高校生までの女の子が正体不明な魔物と戦うストーリーですが、設定めっちゃ詰め込んでいるのと仙台市の事もかなり紹介してるので仙台市の付近の方は倍楽しめると思います。
複数のエンディングの分岐にサイドストーリーとかあって値段の倍のゲーム以上に長いです。覚悟してドッシリやりましょう。
【戦闘】
・同人レベルではない洗練された作り込みで、戦闘苦手な人に優しいモードもあるので安心ですが、普通にやると中々歯応えがありキチンと考えてしないとゲームオーバーは早いです。
・経験値でレベルアップはなくスキルや強化アイテムでキャラクターをカスタマイズしてある程度自由に強化可能で、同じキャラクターでも攻撃型や守備型にも調整可能です。
・必殺技にはカットインと音声が入りSRPGのツボは心得た作りです。仲間で協力攻撃や防御と仲間との連携重視した戦略性がいります。
【気になる点と言うか感想】
・戦闘は音声入りますが普段の会話は音声はないですが歌が何曲か入ってます。
・スイッチでの移植なのか説明にAボタンやYボタンとか言って意味分かりません、これはちょっと直して欲しかった。(まあ、大体カーソル合わせて左クリックの事何ですが)
・話が結構リアル思考で可愛い女の子を見てほのぼの系でなく、戦闘で死と隣り合わせで命懸けで必死に戦ってます。
仲間との友情、自分の宿命と向き合い戦う、笑いあり涙あり可愛い女の子が必死で生きるために戦う、そう言うのが好きなら買って損はしないゲームです。 最初に記しておきますと、「多少SRPGには自信がある」「可愛い女の子が見たい」くらいの気持ちでこのゲームをプレイするのはやめておいた方がいです。
ゲームの特徴として『潜在能力』や『装備のエンチャント』が存在します。
これらは確かにプレイヤーにカスタマイズの幅を持たせ、そこに楽しみがあるのは間違いありません。
しかしこれは敵も同様で、凶悪な潜在能力+装備の組み合わせの敵がこれでもかというくらい登場します。
敵のステータスを確認せず迂闊に攻撃する/されると、あっさりやられてしまいます。
高難易度になってくると『耐性無視+解除不可+効果時間永続の状態異常』をステージ開始時味方全体にかけられたりもします。
ステージのギミックも豊富ですが、基本的にはプレイヤーに対して不利に働くように出来ています。
はっきり言ってしまえば、とことんプレイヤーを精神的に痛めつける作品です。
実績含めゲームのボリュームも膨大で、制覇しようものなら一種の修行とすら言えるでしょう。
シナリオは掛け値なしに面白かったです。
あらゆる事象にしっかり理由付けがされていて、その設定には矛盾がない。
徐々に明かされていく謎には唸らされます。
セリフ周りのダサさや展開の速さにはい意味でも悪い意味でも同人ゲーとしての粗さがありますが、そこはご愛嬌でしょう。
我こそは、というSRPGを愛してやまない人、敵のステータスを逐一確認し、その対策を講じることが苦痛でない人には是非プレイしていただきたいです。