スピリトゥス・ガーディアン [美咲愛] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
【ストーリー】
不思議な女性の家で目が覚める4人の少女。
そこは異世界「精霊界パトリア」であった。
精霊界はアッシャー界(物質界)と魔界の間に位置し、2つの世界の均衡を保つ存在であると教えられる。
ところがわずかな次元の裂け目を足掛かりに、パトリアへ魔界の軍勢が押し寄せることとなった。
次の目的はアッシャー界の支配。このままではそれは時間の問題であるようだ。
そしてこの危機を乗り越えるためにパトリアへ呼ばれたのが4人の少女。
彼女たちはかつての魔界の反乱を防いだ古の戦姫「スピリトゥス・ガーディアン」の子孫だという。
大天使(アークエンジェル)の守護を授かった4人の少女戦士たちは、
巨大な悪へと立ち向かうために「聖地トゥリアンダ」へと旅に出るのであった。
【作品の概要】
格闘少女ヒロインファンタジーRPG。
シンプルなターン性バトルと戦略性のあるシステムといったRPGとしてのゲーム性と
ドラマチックなストーリーを重視した作品です。
懐かしみのある音楽とともに、少女たちの大冒険をどうぞ☆
・一部ボイス付き
想定プレイ時間:10~20時間超
・RPGツクールMVで制作しています。
サンプル
レビュー
この作者さん初のゲーム作品発表になると思うのですが、ゲーム部分に関しては’90年代RPGを彷彿とさせる、かなり遊べるものでした。
古き良きJ-RPGならではのおつかいイベントがあったりボス戦の難易度の高さなど正直時間を取る部分もあったと思うのですが、
その世代のゲームプレイヤーなら懐かしさも相まって、そんなには気にならないと思います。
(逆に、そういうものを求めていたゲーム好きもいるのでは?)
いつの間にか長時間プレイしていて、気がついてから驚いたことも…
ストーリー的にもザ・王道RPGといった感じで、惹き込まれるものでした。
一方、ヒロピン作品としてはまさに習作だったように思います。
ダメージボイスのチョイスはどのキャラも打撃を受けた姿を連想するもので
非常に良いチョイスだったと思いますし、
HP残量が減るとコマンド選択画面でグラフィックが変化する点も
よりピンチ感を演出してくれて良いですね。
ただ同時に、もっとブラッシュアップできそうな部分も感じました。
前述したグラフィックの変化はメイン画面では起こらないので、
メイン画面でピンチ時と戦闘不能時にグラフィックが変化するとよりよいのかなと思いました。
また、ダメージボイスもHP残量や一撃のダメージ量に応じた変化などがあると、
もしグラフィック変化もあるようならばよりヒロピン感が増すような気がします。
とはいえ、それは「不満」ではなく「今後こうなったらいな」という期待。
本作は本作でもストーリー含めゲームバランスよく楽しめる作品だと感じましたので、
じっくり楽しんでプレイしていただければと思います。
個人的には☆5でもいと思ったぐらいのですが、
さらに今後への期待も込めて今回は☆4とさせていただきます。