Magician’s Age [サードギア] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
Magician’s Ageは、現在から約500年後の地球(主にヨーロッパ)を舞台としたTRPGシステムです。
[あらすじ]
21世紀の地球に突如現れた「次元の扉」から現れた異種族により、地球の大部分は異種族が支配する土地となってしまってから約500年後‥
人類は、友好的な種族「コラボレイター」と共に着実に反攻を開始し、ヨーロッパの大部分を奪還。
コラボレイターと共に多種族国家「ユートピア」を建国するのであった‥
[プレイヤーキャラクターについて]
Magician’s Ageでは、プレイヤーキャラクターは異種族がもたらした魔法技術「Magic」を使用する「Magician」として、人類と敵対するクリーチャー軍との戦いや、町で起こる事件の解決などを行うこととなります。
人間、天使、悪魔、妖精、獣人、竜人、鳥人、神格、花姫、魔法人形の10種族から選択可能で、使用可能なMagicのカテゴリである「タイプ」を全20種の中から2種選択し、キャラクターを作成します。
[システムについて]
・2D10判定システムを採用!
Magician’s Ageでは、比較的マイナーな2D10システムを採用。2D6よりも繊細かつ、パーセンテージロールよりもわかりやすい判定システムを実現。
また、判定以外もD10のみ用いるため、10面体以外のサイコロは不要。
・独自の非ターン制戦闘である「カウント戦闘形式」
Magician’s Ageでは、独自の「カウント戦闘形式」を採用。
昨今のTRPGでメジャーな、各ターンにユニットが1体ずつ行動手番を得るターン制戦闘とは異なり、スキルや行動ごとに設定されたコストの分だけ、次の行動手番が遅延していくという、完全独自のカウント戦闘形式を搭載。
これにより、コストの軽い小技と手数で攻めるか、コストの重い一発の大技で仕留めるか、両方を状況に合わせて撃ち分けるか‥ 戦略的でスピーディな戦闘形式を実現しました。
[ユーザーサポート]
ユーザーサポートでは、各種シートのPDF版のダウンロードや、自動計算キャラクターシート(Excel)を提供。自動計算シートでは、各能力値修正、装備修正、スキル効果まで反映可能なシートも用意しており、パソコン上でのお手軽簡単なキャラクターも可能。
また、FAQ、エラッタ情報や、サンプルシナリオ等についても順次更新予定です。
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本書は、TRPGルールブックになります。(表紙+160ページ)
誤表記修正やエラッタについては適宜更新していきます。
問い合わせ、出展情報などはTwitterのDMから↓
https://twitter.com/ThirdGear_TRPG
ユーザーサポートはこちらから↓
https://w.atwiki.jp/magiciansage/pages/1.html
サンプル
レビュー
ゲームマーケット2021大阪で書籍版を購入し、普及用にこの電子版を購入しました。何度かキャラ作をした程度で、まだ深く読み込めてはいませんが、ボリュームやサポートは同人レベルを超えて商業レベルに手が届きそうなレベルです。
(ユーザーサポートにある自動計算してくれるExcelシートに関しては、商業ではできないことなので、サポート面では商業のTRPGシステムよりも優れているかもしれません。)
システムとしての重さは中程度の印象。
プレイヤーの推奨人数は2~5人くらいかと。
キャラ作はF.E.A.Rのシステムに近い印象を受けるが、各行動に付随するコストの分だけ次行動が遅延する戦闘システムにより、要求されるキャラクター性能はかなり異質な感じを受けました。
20種類ある各タイプできることはわかりやすい。また、表現も直接的なためスキルのイメージがしやすく、商業システムに多い抽象的でポエムなイメージのスキルが少ないのは個人的には○。
攻撃属性が多めであり、炎や水といった属性が飾りじゃないのもキャラクターの個性に一役買っていて良いかなと。
また、キャラクターが最初から必ず持っている特殊効果や、取得することの多いスタイルスキル、汎用スキルに解説が載っているのが非常にありがたいです。
まだ実際のセッションでの戦闘をしていないため細かいところはわからないが、見た限りでは明らかに壊れていたり調整ミスのようなデータは見当たらず、誤字脱字も少ないため読みやすいのも良いです。
終始ベタ褒めしてしまいましたが、近年のレベルが落ち気味の商業TRPGシステムよりは確実に内容、コスパ共に優れていると思われます。
同人システムの弱点であるサポートも十分なため、十分にオスメできる作品だと思います。