しずくのおと – fall into poison – [LYCORIS] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
■ジャンル:ミステリ・ホラーADV
■あらすじ:
――少女たちを襲う恐怖の水族館
都内にひっそりと佇む満天水族館。
真弓と姫乃はある噂を調べにそこを訪れるが、些細なことで喧嘩をしてしまう。
離れ離れになった二人は、いつしか満天水族館に閉じ込められることに。
行方不明の妹との再会。
謎の少女との出会い。
かつての痛ましい事件の記憶。
満天水族館に渦巻く様々な想いが真弓へと降り注いでいく…。
――そして迫られる救いの決断
真弓に強いられる選択と決別。
それはとある少女の未来をも左右することになる。
運命に翻弄された少女たちが織りなすミステリ・ホラー。
27のバッドと4つのトゥルー、全31種類のエンディングを収録。
■オープニングムービー:
https://www.youtube.com/watch?v=jsZafLfEXn4
■スタッフ:
シナリオ・あけお
キャラクターデザイン・塩こうじ
背景・UIデザイン:けいまる
BGM:Low
スクリプト:ダニエレP
動画:けあふりぃ
※2014年5月に発売された「しずくのおと – sound of drop -(RJ140321)」のHDリメイク作品です。
※グラフィックをHD化し、シナリオ・CGを大幅追加。待望の主題歌も収録。
サンプル
レビュー
異形の場所と化した水族館を脱出するホラー・ミステリー。総プレイ時間はスキップやセーブ駆使して5時間程度でした。
1つのとあるトゥルーがわからず時間がかったのでデキる人がやればもうちょっと早く終わるかもしれません。
ホラーというだけありところどころでドキッとさせられる演出がありました。
でもホラーっぽさが強いかと言われたらそうでもないような。
バッドエンドは多いですが、即死系でその場でセーブしていればすぐに回避が可能なので回収自体は楽です。
バッドエンド画面のSDキャラは可愛らしいのでそれがショックを和らげてくれてる感じがしました。
ストーリーはもちろんですが、グラフィックも綺麗で良く出来ています。
背景もとても丁寧で綺麗です。
ただ一部のスチルはちょっとショッキングなので苦手な人はご注意。
でも基本的に綺麗なので、絵で惹かれた人はぜひ。
個人的にはあまり百合とは思わなかったので、濃い百合を求める人にはあまりおすめしません。
でもストーリーに惹かれたのなら買う価値はあると思います。
水族館のひんやりとした雰囲気と、ホラーのゾクッとする感じが夏におすめです。
冬でもちろんおすめです。 海って、綺麗で見ていて気持ちいと思ったが、
底を想像したら案外怖いですよね!
この作品の雰囲気ではこういう感じばっかりだ、
すげぇドキしました><
いや、むしろわくしたかも~
BGMは最高だ!ちゃんと雰囲気を引き出していたから、
感情投入しやすいし、われながらもすごい集中だったよ(笑)
絵もきれいんだ、シナリオもおもしろいし、
各キャラも個性的だ、みんなには自分の大事なものがあって
突っ走るが、時に暴走し、または助け合って、
良いと思います。
妹も可愛かったですよ、
出来ればお持ち帰りしたいところだが、
はんざいだしな、アキラメルシカナカッタ
ラストのくろまくのはなしも多いが、
やっぱり誰かにじぶんの精一杯をわかってほしいかな、
そう思うと可愛いもんだ~
やっぱこの作品のBGMは良いね~ 水族館を舞台にした良質なミステリ・ホラーノベルである。
薄暗い雰囲気や、水族館に心を惹かれる人ならばやって損はないだろう。
進めていけばいくほど、深まる謎と、解決されていく心地よさ、そして、ぞっと背筋が冷える光景に魅了される。
エロはないもの、それを補って余りあるほどの魅力がある。むしろ、ないからこその魅力だとも思った。
ちなみに、夜にプレイしたら眠れなくなった。 本筋の4つのルートでは終盤で毎回鳥肌が立ち続け泣きそうになってました.
エンディングを迎えるたびに少しずつ物語の謎が解けていき、他のルートでの疑問点などがなくなっていき物語を進める手が止まりませんでした。
シーンごとのBGMの切り替えが上手く緊迫するシーンや不気味なもの、感動するものなど分かりやすく感情移入がしやすかったです。
バッドエンドの回収も直前の選択肢でほとんどが変えられるのでセーブとロードで簡単に回収することが出来ました
弱しかった主人公が友達・家族のために強くなろうとしていく過程はとても良かった
ホラー・サスペンス的な要素は短さも相まって
自分で謎解きをしたい人にはあまり向かないかもしれない(それが悪いわけではない)
BGM等の演出やCGを挟むタイミングはとても良かった かなり質の高いADVです。この手の読み物のキモといえばシナリオの面白さとテキストの質ですがどちらも素晴らしい。脱出不可能になった水族館で次々と起こる不可思議で恐ろしい現象、という強い引力で読者の興味を引きながら違和感を抱かせない自然で滑らかな文章でぐい読ませる、そんなパワーにあふれる作品だ。人間という生き物の恐ろしさをメインにしつ、それでも信頼や愛といったものに価値を置く主人公の奮闘する姿に共感、感動させるという素直なつくりはシンプルに面白かった。