ナイルの花嫁第一話 [ラマダン・ソフト] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
・西暦600年代のエジプトで実際に起きた出来事を基に繰り広げられる一大叙事詩(ゲームはサウンドノベル形式で進行する)。
・古代よりエジプトに根付く生贄の儀式”ナイルの花嫁”を軸に、壮大な人間ドラマが展開。
・現在公開されている「第1話」は、武装国家ビザンツ帝国の支配の下、顔を隠してひっそりと暮らす、1人の少女の物語。
恐怖と苦悶に覆い尽くされたエジプトの地で、彼女は一体何を見るのか?
・戦闘イベントが発生すると、ゲームは簡単な3Dアクションミニゲーム(2つのレベル)へと移行する。
”真の安息は戦い抜いた先にある”のだ。生き残る為、愛する人を守る為、不正に抗うと決意した時、あなたの勇気が試される。
(第2話以降の物語は近日公開)
サンプル
レビュー
ナイルの花嫁という不思議なネームに惹かれて購入。内容はナイルということもあり、エジプトが舞台となっていて、主人公を取り巻く状況がすごくよく描かれていて、ハラの展開となっていた。
3Dゲームのところだが、プレー自体は複雑ではないので、誰でも簡単にプレーを楽しめると思う。
最後まで目の離せないスリングな展開で、久しぶりに「これだ」というゲームに巡りあうことができた。第一話というくらいだから二話もこれからすごく楽しみにしている。 他のレビューにも有るとおりかなりの珍作です。
舞台はエジプトであり、そこで実際に行われていたとされる
儀式や圧制をリアルに描いた作品だと思います。
また、当時エジプトにいたとされる少数派キリスト教徒についてもふれられています。
他では楽しめない独自の世界観を描いた異色の珍作であることは間違いないでしょう。
まったく違ったタイプのノベルを楽しみたい人におすめの作品です。 ビザンツ帝国支配下にあったエジプトが舞台の物語。当時の暴政、あまりに不平等な社会の有様などが描かれながら、一人の美しい少女を取り巻く事件ともにストーリーが進んでいきます。(ところで、ゲームのタイトルにもなっているナイルの花嫁、ゲームの序盤で紹介されますが、昔、ナイル川に美しい女性の生贄を捧げる儀式があったというエピソードから来ているようです)
キャラクターの台詞もほぼすべて音声がついているし(音のボリュームに少しばらつきがあるので音量注意)、そっと涙を流したり顔をしかめたりするキャラクターの繊細な表情の変化など、技術的なレベルも高い。途中の3Dゲームでは、町の様子などかなり詳細に表現されていて、エジプトの町中を探検をしているような感覚になれます。
まだ第1話なので、この作品では物語は完結せず次に続くことになりますが、いつもと違う趣のノベルゲームをお探しなら、きっと楽しめると思います。 古代エジプトで行われていたとされる儀式“ナイルの花嫁”から始まる歴史ビジュアルノベルゲームです。
当時の社会がどれほど不公正で残酷であったかを思い知らされるような物語です。(現代もそうなのかも知れませんが…)
そんな中でも一生懸命生き、恋をする少女…。
他のノベルでは楽しめない独特な世界観が特徴です。
ラマダン・ソフトさんの前回の作品「イブン・ナフィース」では、日本語の表現が指摘されていたようですが、本作では表現はとてもきれいになっています。イラストもい感じです。(占い師がゴツかわい!)
ほぼフルボイスで、しかもかなりのレベルです。
そんなに長いものではありませんが、3Dゲームもあり、楽しませていただきました。(私が下手なだけかもしれませんが、何回かゲームオーバーしてしまいました。)
ノベル自体はこの作品で終わりではなく、続きがあるようです。第二話はどうなるのか実に気になるところです。
値段は少し高めですが、本作のような珍しいタイプのノベルはあまりないので、違った刺激の欲しい方、歴史物に興味のある方にはぜひオスメします! エジプトの歴史を題材に採る異色のビジュアルノベル。
いわゆるギャルゲーと違い、リアルタッチの美麗なキャラグラと、それに似つかわしいシリアスなストーリーが特徴的です。
世界観が理解できて来ると、独特の不思議な雰囲気を味わえますが、慣れない内はちょっと感情移入しづらいかもしれません。
今作は「第1話」ということで、佳境へと続く(であろう)重要なファクターが納められています。
万人受けはしないと思いますが、世界観とストーリーにおいては見応え充分かと。
私は好きです。