WWII英雄列伝 泥の中の虎 オットー・カリウス [ふらいんぐパンジャンドラム] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
戦車150両以上を撃破した稀代のエース、オットー・カリウスの軍歴を描く、伝記的戦術SLG。
体が小さく体力もなかった少年は、幾多の困難を乗り越え歴史に残る大エースとなる。
ポーランドでの軍事訓練から、ルール包囲網で降伏するまでの軍歴を史実解説を交えて丁寧に描く。
◆イベントデモシーンが充実
ウォーシミュレーションには珍しい、カリウスを中心とした戦場の兵士達による会話イベントが盛りだくさん。
当時の様子を、楽しみながら知ることができる。
◆細かくそして深みのある戦闘システム
近くにいる敵が必ず見えるとは限らない。本作ではユニットの能力に応じて索敵範囲が変化する。
防御力も一定ではなく、命中角度の影響を受ける。
◆約100種類の兵器が登場
戦車、対戦車砲、装甲車、榴弾砲、そして様々な兵科の歩兵が登場する。さらに史実のスペックを徹底的に再現。
カリウスの戦いを追体験できる。
◆史実考証
日本語、英語、ドイツ語などの40近い参考文献を使い史実考証を行った。
兵器、戦場、ストーリーは、ゲーム性を損なわない範囲で、極力リアルに再現している。
◆あくまで親切設計
SLG初心者から往年の猛者まで楽しめるよう、4段階の難易度を用意。
また説明書を読まなくても、自然とシステムを覚えられる親切設計を心がけた。
◆公式サイト
https://wargame.jp/main/ww2cari/index.htm
※出来るかぎり、ゲームが起動するかどうか体験版で動作確認を行ってからご購入ください。
◆更新情報
・Ver1.3
誤字の修正など。
・Ver1.2
誤字や表記揺れを修正。
反撃開始にあったマップチップ表示がおかしかったのを修正。
ナルヴァの戦いでマップの移動判定がおかしかったのを修正。
・Ver1.1
カラシノで歩兵が1体撃破で作戦失敗になるバグを修正。
カラシノ誤字の修正。
クリア後にイベントの表示がおかしかったのを修正。
マリナーファで初期配置がおかしかったのを修正。
一度に19マス以上移動できるようになるとエラー落ちするバグを修正。
サンプル
レビュー
この作品は有名なドイツの戦車エース、カリウスが主人公の初期配置型のターン制のSLGです。戦車、車両、歩兵、野砲を操り幾つものステージを攻略していきます。
プレイヤーが操作するカリウスは多くの戦友と共に戦場を行き勝利を収めていきますがWIの結末は皆さんご存知の通りドイツの敗北となります。
しかし、カリウス自身に限ってはどうでしょうか?
彼はこの戦争を無事に生き延びるという勝利を得ることが出来るでしょうか?
ぜひプレイしてその結末を見てみてください。 カリウスの名前は聞いたことがありましたが、詳しく知っている訳ではありませんでした。このゲームをきっかけとして、いろと調べました。ゲームとして面白いだけでなく、新たな知識への扉を開いてくれました。
ゲーム自体は、単なる戦車長や砲手として関わるだけでなく、部隊指揮官-それも多くの理不尽な制約に直面する指揮官-としての立場を織り込もうと努力した跡が感じられ、感心しました。ともあれ、もっと単純に純粋にゲームとしても面白かったです。 オットーカリウスという方は、勉強不足で知らなかったのですが、本作ではじめて知りました。
英雄の人生を擬似的に体験できて、とても面白かったし、勉強になりました。
SLGとしてとても楽しかったです。次にやる時は難易度をあげてやってみたいです。 このゲームはカリウス自身が書いた「ティーガー戦車隊 第502重戦車大隊オットー・カリウス回顧録(上・下)」などの多くの資料を参考にカリウスの軍歴を追体験できます。
戦闘と戦闘の間に資料や文章が表示されるだけではなくカリウスやその周りの人物との会話などがありなんとなく当時の状況が味わえるかもしれません。
SLGもシステムに裏打ちされたリアルに近い戦闘が楽しめると思います。
史実が再現されているため最初のチュートリアルでティーガーを使った後は歩兵だったり38(t)に乗っていたりとしばらくティーガーはお預けなのでT-34などのソ連戦車の脅威を感じられると思います。
ただSLGが苦手な方でも大丈夫なように4段階難易度を調整できるのでそういう方へもおすめです。 徹底的にリアリティーにこだわった第二次世界大戦の陸戦シミュレーションです。
登場する兵器は戦車だけでなく野戦砲や歩兵など多彩であり、それらは攻撃力が対装甲と対非装甲で分かれているのはもちろん、防御力に至っては各部位ごとに設定されており、どの部位に命中するかで貫通しやすさが違います。
しかし何と言っても最大の特徴は「遮蔽度(CP)」の概念で、これが大きいほど敵から見つかりにく、敵の攻撃が当たりにくなりますが、CPは単にユニットの種類や地形だけで決まっているのではなく、移動したり、射撃したり、撃たれたりすることで変化します。
勝つためには隠れている敵を用心深く探し出し、CPをうまく削ってから仕留める、という手順が必要になります。
実際やってみると隠れている敵から思わぬ一撃を食らうこともあり、移動の巧拙一つが生死を分ける「緊張感のある戦闘」が楽しめます。
あと、あまり密集していると敵の「BM-13カチューシャ」が飛んでくるかも・。
最初は難しそうな印象があるかもしれませんが、ゲーム中での説明は非常に丁寧で必要なことは無理なく体得できるようになっているし、難易度も4段階でいつでも自由に調整できるので、初心者でも十分楽しめると思います。
硬派なゲームですがストーリーは意外にもドラマチックで、主人公は伝説の英雄としてではなくひたむきに生きる一人の人間として描かれています。 このゲームは、強力な戦車を揃え、敵を蹂躙する爽快感溢れるゲーム…ではありません。
陸の王者である戦車も、歩兵の肉薄攻撃を受けたり、隠蔽されていた対戦車砲の奇襲を側面から受けたりすれば、一撃で撃破されかねない存在です。
歩兵や偵察車、支援を行う榴弾砲など、全ての兵科がそれぞれの役割を果たして初めて、戦闘を勝利に導くことができるのです(例外はありますが)。
弱い存在ながら欠かせない存在である歩兵を初め、戦車以外のユニットも活かす楽しみを味わえるのが本作です。
また、ターン制でありながら「敵前で停止し、狙ってから砲撃」「機を待ち、一気に進撃」といった要素を上手く再現しています。このあたりがどのようになっているかは、体験版で実際に確認してみてください。
序盤では、まともな指揮官がいないソ連軍相手の快進撃を、後半では、押し寄せる敵を少数ながら強力な戦車部隊で食い止める戦闘を体験できます。
同時に、カリウスという人物の魅力をたっぷりと味わえるシナリオを楽しみながらゲームを進められます。
作品紹介を見て少しでも興味が湧いた方には、是非お勧めしたい一品です。
(みんな大好きヤークトティーガーも出るよ!)