御伽噺食堂 [Inverse Kinematics] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
時は現代。
どこにでもある、商店街の片隅の食堂。
しかし、彼らにはもう一つの顔があった。
彼らはそれを『裏の仕事』と呼び、
妖怪退治をはじめ、心霊事件の解決をしている。
その店の名は、『安倍食堂』。
人は彼らを『対妖魔便利屋(ゴーストコンビニエンス)』と呼んだ。
—–
『御伽噺食堂』は、選択肢アリの伝奇コメディヴィジュアルノベルです。
ゲームの前半は通常パート、後半が妖怪退治パートになっています。
前半で各キャラクタをルートに誘導し、後半で妖怪の退治を行います。
御伽噺食堂では、登場人物の好感度を変化させたり、キャラセレクトで操作したりして、
登場人物をそれぞれ好みのルートに誘導することができます。
登場人物の組み合わせを変えることで、同じシナリオを様々な見方でプレイすることができます。
様々な組み合わせで物語を楽しんでください。
体験版のインストーラー無しパッケージは、こちらでどうぞ。
http://ik-web.sakura.ne.jp/otogi/download_trial.html
サンプル
レビュー
ジャンルの通りの伝奇『コメディ』、間違いなく正しいジャンル表記でありました。大筋のストーリーは正しく伝奇、戦いのときの演出なども良く、綺麗な絵柄と合わさってかなりの臨場感。
設定も良く作られていて好印象。端々から細かい事へ想像を働かせられるのも、私のような人種にはポイント高し。
これなら、『熱さ』とか『クールさ』とかを前面に押し出した作りでも良かったように思うのですが…
とことん『コメディ』な要素で攻めてくるんですよね、この作品。個人的にはそこが良いのですが。
日常のみならず、戦闘中や決着の瞬間、その後始末、緊迫しているはずの状況で平気で出現するギャグ選択肢。
私は、ギャグそのものが面白いかどうかの前に、その空気破壊っぷりに大爆笑。どうしてみんなそこでネタに走るんだ。
また、ほとんどのシーンを主役三人それぞれの視点から見ることのできる背後霊システムはとても良かったです。
視点ごとにキャラの印象が微妙に変わって、それがなんだか人間的で非常に好ましく思えました。
惜しむらくは、視点を変えながらの周回プレイが前提の為かシナリオが少々短いところと、物語が終わり切っていないところ。
これは、かの大江山の鬼がメインの次回作への布石だったりするのでしょうか。
しかし、それを含めても全体的に高水準の作品、伝奇好きなら文句なくおすめ。
…ごく個人的には、里子がかっこ良くて可愛かったのでそれだけでほぼ満足であります。 「伝奇コメディヴィジュアルノベル」というジャンル名とおり、あまり重苦しくなく軽快に読むことができる和風伝奇ノベルです。
背後霊システムとよばれる視点切り替えによって、その時裏でおこっていた出来事が分かるの面白い。
好感度によってもキャラの態度がよそしくなったり、困ったときには手助けしたりと同じようなシナリオでも内容が大きく異なります。
シナリオはそう長くはないもの、視点切り替え&好感度の調整が大変で、ぬるゲーマーにはコンプが大変でした。
おまけのパッチでリバーシゲームもあり。
グラフィックがきれいで、さくっと遊びたい方におすめ。 ストーリーその物も面白く
グラフィックも綺麗
各所に散りばめられた笑いも面白かった。
また背後霊システムというのも面白い。
ただ背後霊システムゆえの難点も有るように感じた
一つは
一方のキャラから見た視点では好感を抱ける人物も
当人の視点からは割りと、あけすけな物言いをしているので
キャラに好感を抱き難い所。
二つ目は
コンプリートを目指す時
急に煩雑に感じることだろうか。
無論これらはプレイする側の受け取り次第だと思う。
没入できない代わりに様々側面を知ることが出来るし
それらも緻密に作られている。
多少気になる部分も有ったが
全体的な完成度は高いと思う。
和風伝奇がお好きな方にはお勧めしたい。 現代伝奇物ですが、切った貼ったよりは人間模様がメイン。
ストーリーは大筋で4通りで、キャラの視点をプレーヤが
選べるため、都合12通りのエンディングがあります。
音楽、グラフィックスともに作りこみが非常に丁寧で、
センスが光っています。ただ、伝奇物と言いつ
テキストには「熱さ」とか「クールさ」が少なめで、
内容に重さを求めると物足りないと思います。
どちらかといえば、ちょっとした息抜き向き。
話の区切りは明確で、各エンディングまで2〜3時間。
本家ページからおまけでリバーシも追加できるので、
本編が終わってもしばらく楽しめます。