フリークスの幻影肢 フルボイスエディション [Junky-Soft] | DLsite がるまに
あらすじ
※特典付属版はシェアウェアとして、フリー版は体験版として登録してあります※
■あらすじ
住民は全て作家で構成され、創作物を提出し続ける限りは生活の全てを無償で保障されるその街は、一切の犯罪が起こらないことでも有名であった。
しかし、ある時期から連続殺人事件が起こり始め、安全神話は崩壊。
街はゆるやかに不穏な空気に包まれていた。
そんな中、ある日小説家のトキヲは路地裏で死体を見つける。
その傍で気を失っていた男は、立派な日本刀を所持しつつも自分が殺したわけではないと熱弁する。
――曰く、「私ならもっと上手く殺しますよ」と。
そして、男は続ける。
「私はですね。貴方が知っているひとかも知れないし、
知らないひとかもしれません。知っていたとしても、紛い物、肉細工、半虚構。
私はそういった類のある種の『幻想』なんですよ」
そんなよく分からない自己紹介ののち、青年は即席の名前であるが「斎田サイファ」と名乗った。
サイファはこの作家の街に落とされど、作家にあらず、人斬りなのだと語る。
続けて、彼はこう脅してきた。
「私には路銀もなく、職もない。作家に非ずはこの街では野良犬以下。よって、無期限での衣食住の提供を求めます。厚かましさは承知の上、御快諾を。鯉口切っての会話は、私としてもなるべく控えたく存じます」
こうして、トキヲとサイファの奇妙な同居生活は始まった。
風が吹く。幻燈(とも)す人々の、灯りがゆらゆら揺らぎだす――。
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※シェアウェア、18禁のゲームは実況禁止です。
■禁止事項
ソフトウェアの再配布等は全面禁止とさせて頂いております。
どうかご了承ください。
■特典内容
・設定資料集(PDF)
・主題歌フルバージョン、オケなど
・キャストコメント
サンプル
レビュー
序盤は主人公のトキヲが俺口調なのと、登場人物の反応や言い回しと性別的にどちらとも取れる構成になっているが、あるシーンからビジュアルとボイスが付くようになるので(以降は最初から再プレイしてもその状態になる)トキヲのセリフ自体もそれ前後で印象が大きく変わってくる。(しかも、あんな見た目で頑強・零がぶ飲みしていたの…!?)中盤のヤマダが加わった後の下りは史実のある人物を扱いつも、トキヲの内面を補間しているかのように錯覚する部分もあってか面白い。
サイファの人懐っこく尽くしてくれるわんこ系な造形が彼自身の言い回し含めほんと可愛くてトキヲとのやり取りはドキして控えめに言って好き…
舞台はハイカラで和風チックだけどそれでいてモノトーンなディストピアめいたきゅるった世界観となっていてカラーなキャラ等のビジュアルがよく映える。