おすすめレビュー
メインキャラがさらっと死ぬ系ミステリー。大量にちりばめられた伏線と、衝撃の真実、そして作品に込められたメッセージ性と、ミステリーに求めているものをすべて詰め込んだような作品。内容は短いが、非常によくまとまっていたと思う。ただ真実の納得度は個人的に物足りなかったので☆4です。 あきゆめくくるなつくもゆるるとハマって待ちに待った4作目。正直百合要素があるので、購入をためらってましたが、買って良かったです。
百合は守備範囲ではないという方もオススメです。
あとOPがかっこいい すごく壮大なストーリーでした!この世に永遠などなく必ず終わりが来るからその為に何が出来るか、どう過ごすかを考えさせられる作品だったと自分は感じました!キャラが可愛くてみんな個性が強いw
CGがとても綺麗で物語により良く引き込まれます! 前半、事件が起こるまでが異常に遅くて、永遠と日常パートが描かれるので、非常に退屈でした。ただでさえノベルゲームはだれやすいのに、これは最悪です。そして起承転結の結の部分も、あり得ないくらい長くて、真相が明らかになって興奮した時の熱がどんどん引いていきました。一つ一つの会話シーンも非常に長くて、地獄です。
でも首切り事件が起こってからのミステリーパートは、調査を進めるたびに不可解な現象に直面していって面白かった。というか設定が神!
殺●鬼が容認されているとか、天才になるために何回も人生をやり直すとか、聞いたことない設定ばかりで世界観に惹きこまれました。オリジナリティに溢れていて素直に感嘆します。
事件を解明した後に、今までの伏線をきれいに回収して、すごく大きな物語になるのも素晴らしいです。考えた人神!
キャラクターも魅力的だし、皆特徴的な名前で覚えやすくて良かったです。特に熾火さんが好き。中盤は傑作!って言っていいほど面白かったです。
でもやっぱり最初と最後の冗長なパートが、読んでて苦しかったです。テンポさえどうにかなれば素晴らしかったのに、惜しかったです。