おすすめレビュー
初めて買ったADVのエロゲがこれなのですが初めはアニメで知ってゲームのほうもやってみたいと思い購入してみましたが、これは本当にお勧めです。なかにはちょっと鬱展開があるのですが(個人的には軽いほうかと思います)それでもやはりお勧めしたいゲームです。
Hシーンも大変よくできていて十分に楽しめると思います。 エロが先にあってそれをのせる物語が後からついてくるっていうのがエロゲには多いけど、これはストーリーありきのエロゲ。
プレイしているとエロゲであることを忘れる時があるほど、ストーリーが重厚。
エロ要素を抜いても成立はするが、エロが加わることによってさらに物語として面白くなっている。
下手なアニメ見るならグリザイアをやったほうがい。
中身はメインストーリーとヒロイン5人それぞれの果実アフターストーリー。それにサブキャラのエッチシーンの集合体。
メインストーリーはとにかく長い。
テキストの表示速度にもよるけどやりきるのに余裕で半日は使う。
内容に関しては作品説明に譲るが、泣ける。
雄二の過去自体が壮絶であることも理由の1つではあるが、その雄二が唯一女として好きだと明言してる師匠・麻子によるところが大きい。
アフターストーリーは1人あたりメインストーリーの3割くらいのボリュームがあり、なか長い。
エッチシーンは1人2シチュ。
特異なものはないので安定感がある。
なにより雄二の超絶ドSっぷりと空気の読めなさが面白い。
果実をプレイしていなくても楽しめるけど果実をやったほうがい。
エロ重視の人は少し物足りないとかも知れない。
アニメから入る人はストーリーだけで十分楽しめる。
個人的な印象だが、制作はみちる大好きなんじゃないか。
まず通常シーンとは違うデフォルメ絵に登場する頻度が高い。
それぞれのアフターストーリーに複数枚デフォ絵シーンがあるけど、みちるだけ他のヒロインのデフォ絵に登場しているし、みちる自身のアフターストーリーに出てくるデフォ絵枚数自体も多い。
蒔菜のストーリーのデフォ絵では、自分がメインではないにも関わらず雄二とキスまでしてる。
次に表情の豊かさ。
喜怒哀楽が激しいので、それが原因なのかもしれないけど。
なんだか特別扱い気味な感じ。
好きだからいけど。 アフタールートは前作のファン向きのファンサービス。特に榊由美子さんのルートはかわいのでイチオシで、ネタもありかわいもありデレもありで面白いのです。
一方で過去編は分量がダントツで長く、そのぶん重い。でも、前作の核心に触れる内容で、特に○とのからみ、そして重くなり過ぎないようにJBさんが入ってきたりと、配慮もされているのも、大好き。 本作はグリザイア3部作では箸休め、FDのように扱う方がいらっしゃいますがとんでもない。これがなければ楽園のストーリーは完全に空虚なバトルモノになってしまいます。迷宮における『カプリスの繭』における風見雄二の過去回想、これが本作において最も重要なところであり、この内容は満点と言っていでしょう。
ヒロインたちのアフターストーリーはキャラ萌え寄りです。正史では個別ルートが存在しないため、これらの内容はIFということになるのですが、それはそれとして、本編でのヒロインひとりとのイチャは抑えめのため、読んでニヤけることができる点で満足しました。由美子は特にツンデレのデレ期を多く味わうことができてこみあげるものがありました。
おまけシナリオはおふざけ寄りです。本編にもキャラ理解にも全然関係ないと言えばありません。ですが、こういうおふざけシナリオは昔のエロゲには結構ありましたし、こういうのを気持ちも切り替えて遊べるのもエロゲの魅力だったなということを思い出すことができました。ちょっとブラックなネタがあるのもご愛嬌。 グリザイアシリーズ2作目です。
アニメで気になって購入しました。
今作は前作ヒロインのアフターと過去編が楽しめる内容に
アニメでもありましたが尺が圧倒的に足りないのでやはりゲームをプレイするに限ります。
あちらでは語られることのなかった話、単純に楽しめました。
ヒロインの過去もまあしんどかったりしますが、やはり主人公がぶっちぎりですね.これはプレイ必見です 本作は「グリザイアの果実」の続編でメインコンテンツとしては果実のメインヒロインのアフターストーリーと主人公の過去話が収録されている。さらにそれに加えてサブコンテンツとして「ショート」と「Hシーン詰め合わせ」も収録されている。メインコンテンツがいかに素晴らしいかは他の方のレビューがあるため、私はこのサブコンテンツの方をレビューしたい。
まずショートの方だが、全部で30話のかなり短い話の詰め合わせである。しかし、これは「本作に収録できなかった日常の出来事」を期待してプレイすると拍子抜けする内容になっている。というのも「製作の悪ふざけ」感が強い作品となっているからである。ショートと言う物語の形体自体がある程度ぶっ飛んだ内容を包括せざるを得ないので宜なるかな、といった感じだが、かなりキャラ崩壊が強いので、本編のイメージを壊したくない人は本編からしばらく時間を空けてから読むなどの対策をとった方がよいかもしれない。本編知ってるとかなりブラックな感じの話もある。
Hシーンの詰め合わせについてだが、こちらは本編では実現し得ないさまざまなシチュエーションプレイをたのしめる、といった感じか。キアラを妹にしてでかいケツを握りたいという人であれば十分以上に楽しめるだろう。とはいえHはほとんど付属品的な立ち位置であるグリザイアであるから、プレイしなくてもまったく問題はない。
…と言いたかったのだが、本編のプレイでは一切触れられなかったあるキャラの過去がこの詰め合わせで突然明かされるのでそうとも言えなくなった(自分の記憶の限りでは過去を明かされていないはずだが、もし本編で触れられていたら申し訳ない)。この過去を知ってから本編をもう一度プレイするとまた違う味わいを楽しむことができるので、Hシーンをプレイしていない人も一度プレイしてみるといかもしれない。
あらすじ
■ストーリー
──これでよかったのだろうか?
それは1分1秒とてゆるがせに出来ない日々に生きてきた少年の中で、なんども繰り返された疑問。
あたかも罪悪であるかのように感じる穏やかな日々の中で出会った少女達は、
かつての自分を見るようで少年の心を苛んだ。
──その少女が見つけた、生まれてきたことの意味
偽る必要のない本当の自分──
──必死に生きるとはどういうことか
守られる側から守る側へ──
──生きていてよかった、本当によかった。
少年の干渉を切っ掛けに、少女たちの灰色の果樹園は再び色づき始めた。
永遠を手に入れてやることは出来ない。
だが、掴んだその手を放さずに居ることぐらいは出来るだろう。
それは、一人の少年が胸に秘めた一つの決意──
■登場キャラクター
●榊 由美子 (CV:一色ヒカル)
常にマイペースを心がけ、自分の時間や空間に対して極度の執着を持ち、
それを崩されることを極端に嫌うことがコミュニケーション不全の原因
となっていることは当人も理解する所ではあるが、いまのところそれを
直そうとするような素振りは見受けられない。
だが、一年という歳月は人を変える。
手にしていた小説を料理本に、振り回していたカッターを箒に持ち替えた
由美子が猫撫で声で雄二に甘える姿は、今でも寮の名物と言えなくもない。
しかし、そんな日常こそが彼女の望んだ平穏であり、未来を見据える瞳の奥には、
これまで以上に強い意志がみなぎっているのも、また確かである。
●周防 天音 (CV:雪見そら)
面倒見のいい姉御肌で年下に慕われることも多く、しっかり者の印象が強いが、
子供じみた悪戯や天然なのかボケなのか判断に苦しむような言動も散見される。
タダでさえエッチさせてくれる近所のエロイお姉さん──と言えば
いささか語弊はあるものの、概ねにおいてはその認識で誤りはない。
とある事件があったあとの現在では、天音は憂いを持ちつつも共に2人で
歩んで行こうと日々を過ごしているのであるが、隙あらば、神田にある
天音の実家へと、雄二を挨拶に行かせようとタイミングを窺っている。
●松嶋 みちる (CV:羽仁麗)
松嶋みちるは『UT』である。
さて、『UT』とは何かと問われて、
端的かつ明快に表現するのであるならば『嘘ツンデレ』のことであり、
転じて『ウザ過ぎてゲップも出ないツンデレ』の意であると解釈して欲しい。
だが、そのUTたる所以である“金髪ツインテール”の維持には並々ならぬ
努力を要するらしく、脱色の痛みに耐えかね、熊のような呻き声を上げながら
寮内を徘徊するその様は、目にした者に『奴はイカレている』との共通認識を
強く植え付けるのである。
なんにせよ、ウザイのでさっさとデレて欲しいところではあるが、
もしデレてもウザかったらどうしよう……という不安が、今回、現実のものとなり、
『嘘ツンデレ』改め、真の『ウザいツンデレ』への大いなる躍進を果たした彼女を、
どうか存分に堪能していただきたい。
●入巣 蒔菜 (CV:民安ともえ)
イリス・マキナと会話した者は、話し始めて5分で“この女はヤバイ”と直感するのだという。
なにがどうヤバイのかと問われれば、それを言葉にするのは某方の問題に抵触してしまうので、
やんわりと短い表現を心がけるならば『アホ』の一言に帰結する。
蒔菜の実家は日本を裏から牛耳っていると噂の大財閥であるが、
知れば不幸に見舞われる類の面倒くさい家の出自である。
そういった“しがらみ”もあったが故に、国外へと退去していた蒔菜であったが、
現在は風見雄二と共に9029として任務をこなす日々を過ごしている。
そして今回、蒔菜の資格取得のため一時的に帰国を果たす2人であったが……
再び日本の地に降り立つ、その足が向かう先は──
●小嶺 幸 (CV:岡村美佳沙)
常日頃からメイド服を着用し、与えられた任務は忠実かつ寡黙にこなすクラス委員長。
一見完璧そうに見える幸だが、少々冗談が通じないところに難があり、
『ヘソで茶を沸かせ』と冗談を言われれば真剣にその手法を考察し、
『風呂は1万回数えてからあがること』と言われれば、
実際に数え終わるまで音を上げようとしない強情な一面を見せることもある。
そんな、ハリウッド映画に出てくるサイボーグのような嘘臭さのあった彼女も、
今では可愛い服が似合う年頃の女の子へと姿を変えた。
更なる幸せを願う恋人達が行き着く、結婚という終着点を前に、
譲れない決意を持った幸は、どんな未来図を描くのだろうか。
●風見 雄二
雑然とした社会から切り取られたような平和な学園に、ある日突然やって来た転入生。
幼い頃に事故で姉を亡くし、両親とも死別して以降の詳細な経歴は不明だったが、
現在はドイツ人の養親に引き取られている。
口数が少なく、非常に落ち着いた性格をしているが、浮世離れした言動や行動が目立ち、
いかにも“ワケあり”な部分を感じさせる謎の男。
それでいて物事に対しては非常に真摯であり、時には真面目が過ぎるような一面も見せ、
養親と同じ職場でアルバイトに励みながら日々を真剣に生きている。
●風見 一姫 (CV:青山ゆかり)
風見雄二の姉。
学術・芸術の分野において類稀なる知識と才能を持ち、優しさと厳しさを同時に内包する天才少女。
数年前に起きた『女子学生バス遭難事故』で死亡が確認されている。
●橘 千鶴 (CV:まきいづみ)
県知事の娘であり、海外留学を経て国内私立文系大の
学部長・副学長を兼任し、私立美浜学園常任理事・学園長でもある。
何でも相談出来る良き指導者、良き理解者として学生からの信頼も厚いが、
その反面軽視されやすくもあり、当人にとっては僅かな悩みとなっている。
●春寺 由梨亜 (CV:楠鈴音)
旧名はJulia Bardera(ジュリア・バルデア)であり、
親しい者からは“JB”という愛称で呼ばれている。
風見雄二の現養親であり、アルバイト先の上司(保護管理官)を務めている。
●日下部 麻子 (CV:かわしまりの)
風見雄二の師匠にして最強の女、日下部麻子。
詳細はおろか、組織の正式名称すら表立つことのない
政府の“特別の機関”であるCIRSに所属する特殊工作員。