おすすめレビュー
キャラクターのセリフが長すぎる気もしますが、プレイしているうちに気にならなくなります。続編ありきの終わりかたながら美しいラストで、そこに至るまでも含めて、待たされた甲斐あった名作。 OPが神。人によって評価が分かれる作品。哲学など難しいことを考えるのが好きな人は絶対にやるべき。プレイ時間は50時間前後。 面白くなるのが共通√の後半だけどそこまでで結構時間かかるけどそこを超えたら面白くなる。 文学・美術の広い範囲で知識がないと作品の100%は楽しみ切れないと思う(作中で引用された文献まで手を出しながら読み進められる鉄人であればあるいは)。しかしストーリー大筋の理解にそのような予備知識は必要ないのでそこは安心していただきたい。文学美術ネタの癖が強く忘れがちだが、ストーリーもイラストも音楽も本当に最高クラスであると強く感じる。
詩プレイ後に物足りなさを覚える方、補足が必要でしょうよというは、刻もプレイするのが良いと思われる(続編ありきな終わり方をする)。
詩で言及されず気になる部分はほぼ刻にて綺麗に補足されている。
あとそうだ、プレイにあたっては登場人物の家系図や相関などをメモしながら読み進めることを強くお勧めします。 3ヵ月かかって、やっと読了しました。なかなか一言では表現できませんが、絵も音楽も何もかもレベルが高い作品です。美術や文学に興味がある人にとっては、知的好奇心を刺激される場面も多いはずです。
全力でオススメさせて頂きます! 絵画が好きな人におススメです。。
素晴らしき日々もプレイしてみてください 物語で起きる具体的な出来事を通して抽象的な世界観が描かれています。構成も工夫されていて表面的に出来事を追っていくだけでも面白いです。とはいえこの作品の神髄はすかぢさん独特の感性へ没入していくところにあるでしょう。芸術、宗教、哲学の知識に裏打ちされているだけでなくそれらに対するすかぢさんの解釈が投影されており、意味が汲み取れないような箇所にも得体のしれない説得力があります。教養のある人間ならこの作品を正しく読み解いていけるのかもしれませんが、私のようなそうでない者でも詩を味わうときのような自分なりの感動を見出すことができました。 エロゲでおすすめを聞かれると勧める事があります。
えっちシーンで女の子と?????というよりは
文学作品みたいな感じですね。
綺麗にまとまった作品で、続編も出るみたいなので
ぜひこの機会にやってみては如何でしょう? 最初は正直にあまり期待してなかったですが、最後までやってよかったです。エロゲーの中に神があるとしか言えません。サクラノ刻に楽しみにしています。 2010年代のエロゲユーザーは好き嫌いはさておき絶対に名前を目にする作品。非常に長大で引用作品(特に賢治や中也)に馴染みがないと時たま混乱してしまいがちですが、間違いなく名作です。しかしそこから浮かび上がるメッセージは芸術とは何か、芸術と生はどのような連関があるかを、ある意味はっきりと伝えています。
11月に発売される予定のサクラノ刻も期待大であり、オススメの作品です。 とても素晴らしかったです。魅力あふれるキャラと緻密な構成のストーリーに圧倒されました。
全てにおいて完成度が高い作品でした。 正直グラフィックやエロシーンに興味ありませんでした。すかぢが携わった「素晴らしき日々」という作品がとても好きで本作をプレイしました。本作も驚く伏線回収とギャグ要素に惹かれました。哲学や文学小説、詩集からの引用が多く、難解な文章が多々ありますが根気強くプレイすることが大切だと思います。あくまでシナリオゲとして勧めます。 語彙力がないのでとりあえずこれだけ。
「やってよかった」と思える作品でした。
最初。面白いのかこれ?と進めていましたが、途中からドはまりして一気に。
引用やら長く感じる部分もありますが、それ以上にキャラが魅力的で。
早く続きを読みたい。でも終わりたくない。
ずっとこの世界に触れていたい。そんな作品。
サクラノ刻が楽しみです。 最初の部分はつまらなかったが、その後の展開がとても楽しかった。
芸術や哲学についての議論が盛りだくさんで、様々な生き生きとしたキャラクターのストーリーが交錯し、感動しながらも大いに楽しめる作品となっている。
キャラクターのセリフはどれもロマンティックで、超ハイレベルな bgm と cg に合わせて、スクリーンに溢れる迫力に満ちている。
少しずつストーリーの全貌を広げていくスタイルも楽しめる。
物語が完全に終わった後も、数え切れないほどの美しい断片と、輝く人物の残像が私の心に残った。
今までプレイした作品の中で、一番素晴らしい作品かもしれません。
(日本語が分からないので翻訳ツールを使いましたが、言葉が通じないところはご了承ください) 未購入者に告げる。
この作品を終えるのは時間がかかる。(中盤、ダレる人もいると思う)
だが、そのかかった時間以上の価値がある作品であることは間違いないのでぜひ購入してほしい。
芸術とか哲学とかそういう理解が難しい物語なんだろ?と敬遠する人も心配はいらない。
なぜならそれらの思想以上に登場人物たちが見せてくれる生き様が芸術的でありながら生々しくて言葉以上のものが伝わるものになっているから。
正直、少しネットを探せばこの名作に対しての素晴らしいレビューが山のようにあるので、詳細を語ることにさほど意味はないと思うので一言だけ。
「主人公はオスカー・ワイルドの『幸福な王子』そのものでした」 芸術を題材に主人公の生き様をこれでもかと見せつけられる作品。
周囲の幸せのために彼が何を行い、何を失い、何を得るのか。
読む手は止まらず、最後には胸を打つ結末が待っている。
是非ともプレイしてみてほしい。
難点としては、心情の機微を描写するために歴史上の詩や本からの引用が多々あって理解しづらい部分があるところ。
ただ別にそこは深堀しなくても問題ない。
わかってなきゃいけないことに関してはちゃんと説明してくれる。
また物語の性質上主人公がプレイヤーに多くの情報を隠すため、それをストレスに感じる人は注意。 私はプレイする前はまず正直絵柄が気に入らなかった
けれど「素晴らしき日々」という私の中での名作を手掛けたすかぢさんによる新作
買わないなどという選択肢は存在しなかった
プレイ後は嫌いだった絵柄のことなど忘れていた
そのぐらいにキャラクターは魅力的だった
個々のヒロインのルートも私が想定していた以上に楽しめた
素晴らしかった
けれど、この作品の最期にたどり着いたとき、
その魅力あふれるヒロインたちは
主人公を語るためだけの存在になってしまったような気がした
この物語はどこまでも主人公の物語です
主人公の苦悩が痛くて、不幸で、幸福な物語です
そんな主人公に私は一番惚れてしまった
エロゲは主人公が最も魅力的であってはいけない
私の思うエロゲっていうのは、かわいいヒロインとイチャイチャしたり、凌●したりとかのを思い浮かべると思いますが、このゲームはそう言った作品ではありません
終わった今では、何ならヒロインとのHシーンはいらなかったとすら思ってます
そういった意味でこの作品は大嫌いです
ここまでいろいろ言ってきましたが、
私の評価は☆五つで揺らぐことはありません
なぜならそれ以上に主人公、詩的表現、比喩表現、引用に魅力を感じたからです
この作品、「主人公」のための物語だと私は思います
プレイ後の勢いで書いているので
長文乱文はご勘弁ください
とても素晴らしい作品に出合いました。人気であることは知っていましたが、これほどまとまったキャラ・物語・世界観を持ったゲームは久しぶりでした。
とは言っても、1週目の途中まではギャグが面白くなかったり、特定のキャラに対し憤りを感じたりしたので、最後までやるべきという情報が無ければ途中で止めていたかもしれません。体験版では3つの√を遊べるみたいなので、せめて1つ。できれば2つの√を遊んでから購入を決めると良いと思います。
おそらくですが、ゲームを進めている内に多くの知らない知識が彼らの口から出てくると思います(全部知っていたら相当な知識人ですね)。それらの知識は、芸術の面が強いこの物語及びキャラクターを形作る上で必要不可欠の要素でしょう。特に絵・詩に関しては、一度自分で意味を考えると、彼らが何を思ったのかをより感じることができると思います。
また、芸術に関係する文章、記述に(恐らくですが)一切の無駄はありませんでした。彼らは芸術に何を感じたのか。芸術を通して見た世界に何を思ったのか。彼らにとって芸術とは何か。それらを全て見た上でEDを迎えれば、きっと心に残る作品になるでしょう。 終ノ空、二重影以降、本当に久しぶりにすかぢさんの作品に触れました。
他の方も書かれているように、この作品には本当にいろいろな物が詰まっています。でもやっぱりこの作品のどこが一番素晴らしいかと聞かれたら、ゲームのジャンルを踏まえ、『どこまでもキャラクターが魅力的だった』と答えるのが正解な気がしています。
どのキャラも素晴らしく魅力的で、そしてそのキャラの活きる展開があり、その展開からのカタルシスも素晴らしく輝いています。
そして何より、アーカーd……いや、明石さんマジでカッコよすぎだろw
先ほど全編終わりました。
さて、私はこの作品から何を感じ取れたのでしょうか?何を汲み取れたのでしょうか?
表現力がない私からは唯々「素晴らしい作品でした、ありがとうございます」としか言えません。ですが、偽りのない本心です。
思わず号泣するシーンはなかったかもしれません、息もつかせぬアクションシーンもなかったでしょう。
ですが、ここには出会い、別れ、愛、憎しみ、家族、友情、恋、楽しさ、幸せ、悲しみ、美しいもの、醜いもの、決意、絶望、人生、死、心、芸術、…本当にたくさんのものが詰まっていました。
色々と抽象的なこともありますが、あえてこの作品で個人的に最もよかった点を挙げるなら「音楽」です。
シナリオライターの方が作詞された各種ヴォーカル曲と印象的ながら各場面にマッチした BGM は是非作中にて聞いてほしいものです。
最後に、本当は★6個にしたい作品ですが、他のゲームに対してハードルを挙げてしまった点で-1として★5個にします。 キャラがかわいくてストーリーもとてもよかったです
個人的には買ってよかったと思えるゲームでした
主人公の草薙直哉を始め、ヒロインであったり他の登場人物まで皆、筋を通した美しい生き方をしており、とてもカッコイイなと思いました。また彼らの奏でる旋律(協奏)はとても美しく、素晴らしいとしか言いようのない作品に仕上げられていました。
それとレビュータイトルの解説ですが、ゲームというジャンルですがシナリオライターとしてのSCA-自(すかぢ)さんは鬼才と言ってもいいのではと思っています。またエロゲは芸術という言葉がありますが、芸術をメインに扱ったこの作品には色々な思いや決意が込められていると感じました。とても素晴らしいシナリオで心に響くこの名作は自分にとって一番好きな作品です。 開幕だけにある謎のノリの会話が自分には合いませんでしたが
それ以降は普通に楽しめました。伏線もしっかり回収されていてオススメです。
2004年発売予定が、発売したのが2015年だからスタッフの魂を感じる作品です。 サクラノ刻の発売記念に購入。
専門的な美術用語や哲学の話が多く、専門家同士が話をしているところを一般人として聞いているような感じのため内容に入っていけないことが多かった。
また序盤過去の出来事を主人公や登場人物は知っているが、物語の根幹であるため誰も話さないにもかかわらずチラ見せしてくるので不明点が多くストレスを与えてくる。
ただ3人目を攻略するあたりから事前知識が増えてくるので次どんな話が来るか楽しみながら進めていくことができたので辛抱が必要。
サブキャラクターの長山香奈が最初が嫌いだったけど、最後までいくと好きになれるので受け付けないキャラが出てきても進めてみて欲しい(トーマスは除く) 大ボリュームの物語。そして難しい話も結構出てきました。感動シーンもあり、何よりBGMが良かったです。 正直にいって、序盤はかなり退屈でした。ここを耐えられないと、スキップして低評価で終わってしまうと思います。周回を前提としているので、じわじわと面白くなっていった作品でした。同じようなシーンを何度も読むことになるので、『次の選択肢までスキップ』機能はほしかった。
エロシーンに一人だけ、フェラなし手こきのみの子がいたので、★一つ減らしました。他は全員あるので、バランスをとってほしかった。 フルコンした感想です。総プレイ60時間、面白くなるまで20時間くらいかかるので何度も投げそうになりました。演出もすごく他のエロゲでは味わえない作品であり中盤~後半の面白い場面だけを評価するなら★5ですが共通パートが読み進めるのも苦痛なくらい面白くなかったので最初から面白い展開を期待してプレイすると痛い目みます まず文体が古い。00年代以前の作品かと疑うレベルで残念。あと全体的に冗長すぎ。
古典を持ち出して語る所とか、逐一もったいぶっており、読んでて恥ずかしい。
ギャグセンスも壊滅的なので、日常パートのかけあいが終始苦痛となる。
絵柄もこれまた古く、塗りでフォローも出来ていない。
単品で完結してないのもマイナス。 ゲームについてはタイトルの通り、文句なしの傑作だと思います。
評価はFANZAのブラウザ版に対する文句になります。
ブラウザで遊べるシステムは結構前に始まったはずだが、とにかく画質・音声が悪い。もっとまともに遊べる状態でなければ、ブラウザ版なんて無い方がましでしょう。 されすぎと感じたので敢えて☆1にしました。
作家さんが知識自慢でもしたいかな?と感じてしまう程に、登場人物が皆して馬鹿の一つ覚えのように何度も何度も長々と引用を繰り返すので、読んでいて苦痛でしかない文章が多いし、単純に面白くない。
これまで評価の高い作品は、どれも大外れと感じた事はなかったのですが、お金と時間を無駄にしたと感じた初めての高評価作品でした。 このゲームをやっていてよかったことをただひたすらに書きます。僕にシナリオを読める目があってよかった。僕に音楽を聞ける耳があってよかった。
僕のクソしょうもないレビュー見てる暇があるなら早くサクラノ詩を買いましょう。 テーマ・シナリオ・構成・演出・音楽など完成度が高すぎる。萌ゲー大賞作品になるべくしてなった作品だと思いました。
プレイ時間はおよそ50時間、各ヒロインルートからTRUEまでどのシナリオ良くできている。
作風としてお得意の哲学的な話や偉人達の作品を引用した話。時に難しい部分もあるが、大筋は理解はできると思う。偉人作品や哲学をググりながらやるとより理解は深まる。
哲学論や倫理学や芸術学や歴史に疎い自分でも理解出来た程です。
周回プレイすればより感動は深いかもしれない。
シナリオとしては最終的に主人公にとっての”美”とは?”神”とは?”幸福”とは?芸術家として、その答えを知るための生き様を描いた話だと思いました。
家族の存在、天才の存在、凡人の存在、偉人の存在、権力者の存在、故人の存在など、あらゆる立場の人や遺作が主人公と交流する。時に何かを得たり、覚醒めたり、失ったり、立止まったり、迷子になったり。
ある意味一人の男の英雄譚をかもしれない。
シナリオ重視のユーザーにはたまらない作品だと思いますので時間があればやるべき。
音楽についても素晴らしいです。静かな曲が比較的多いけれど、しっかり演出に合わせた曲ばかりです。ピアノを基調とした曲は題名共に感動しました。
絵については文句なし、キャラ絵可愛すぎる。登場人物多すぎるけど、どのキャラも魅力的でした。
そしてなにより絵画の絵が素晴らしすぎる。
ホントに完成度高い作品です、紆余曲折あるも10年以上かけて創り上げた作品。魂の籠った作品。作中の主人公の作品のように、感動、ワクワク感、興奮、恐怖、憧れ、そして笑顔を……さらに言えば幸福や小さな弱気神さまを与えてくれくれます。
まさにこの感動は一瞬だか永遠だと思いました。サクラノ詩に出会えたことに感謝を……。
続編サクラノ刻が楽しみでたまらない。
あっ余談ですが、登場人物皆が芸術や哲学を語り合います。一介の高校生の知識レベルを凌駕してくるのが逆に可笑しく感じてしまいました。
今までプレイしてきたシナリオゲーの中でも間違いなく屈指の名作です。すかぢ先生渾身のシナリオを中心として絵、声、音楽、それらゲームを構成している全ての要素が極めて高いレベルでまとまっています。これらがここまで美しく統一された作品は他にはないのではないでしょうか。
特に圧倒されたのはキャラクターの「純度」です。キャラクターの言動一つ一つがとても自然で、作品上で必要な役割を演じているのではなく、この世界の中で生きている彼らがこの物語を形作っているのだと、素直にそう思わされました。