死埋葬 [F.T.W.] | DLsite 同人 – R18
あらすじ
冬のある日、
わたしの妹は学院の屋上から中庭にその身を投じた。
籠目聖心女学院(かごめせいしんじょがくいん)。
それはさながら少女たちの花園、子羊たちの楽園。
過去に取り残されたかのような閉じた世界で、
妹の体は宙を舞って重力に引かれた。
妹は無事に一命を取り留めたものの、
その身は意識不明の重体に陥った。
そしてわたし――頬椋遠(ほおむく とおく)は、
妹が飛び降りた原因を探る為に
親友である瑞海雫(みずうみ しずく)と共に捜査に乗り出すのだが――
【作品紹介PV】
https://www.youtube.com/watch?v=PmLb0PmnNfQ&feature=youtu.be
サンプル
レビュー
百合物語は幸せに終わらない事が多々あることは重々承知しているつもりでしたが、そんな自分でも驚嘆するほどに、人間にとって最大の不幸、最大のストレスである死が満ちているお話です。学生だからとか、女同士だからとかではなく、登場人物たちの言葉が、行動が、思考が、全て悪い方へと向かい、結果人生の道を踏み外していく。
特に、語り部役のキャラクターの
「この世に生まれ落ちたことこそが最大の貧乏クジで、だからこそ、赤子は泣き叫ぶのではないか?」
という台詞を見た時は正直ゾッとしました。
話の内容自体は、ファンタジー要素的な展開や設定も含まれあまり現実的ではないかも知れませんが、現実に「生きる」人間として、怖いくらいに読み応えがありました。
あまり安易に他人にすめられる内容ではないとは思いますが、今一度「人間」の「生」と「死」について深く考えさせられるこの話、おすめです。 このゲームは
普通のノベルゲームより
短いですが
夢中で読み進めました。
私は鬱々とした内容や
暗い雰囲気の作品が好きだったので、
この作品はぴったりでした。
また、驚くような展開もあります。
この作品を読めて良かったです。 静かでしっとりとした出だし。
ただ、その後はラストまで
衝撃の連続。
次々に明らかになっていく真実に
ただ驚かさせられます。
暗いストーリーに耐性がない人は
ただ「気持ち悪い」という感想
を持つだけで終わりそう。
決して後味がイ内容とはいえない。
個人的に
こういう人間らしい内容は好きですけど。
死を近くに感じているキャラたちの
言葉は心にグサ刺さります。
ダーク系ノベルを探している方に
絶対オスメ。
とても良いノベルゲームです。ストーリや展開は、思わずビックリするぐらい、面白いです。空想的で暗めの内容ですが、ゲームをするだけの価値は充分にあります。台詞など、インパクトがあって、本当に楽しめました。 前情報ほとんどない状態でプレイしたので、思った以上に暗く、人が死んで、死んでな展開には大変驚きました。出てくる登場人物がその絵柄もあってかわい子だらけ!と思いきや中身はどこか狂気的な子だらけでした。狂気の中にない子というのは、雫ちゃんだけだったように感じています。その雫ちゃんもなくなったのは衝撃でした。遠ちゃんといつまでもいちゃしていてほしかった…。儚く脆く、けれど淡々としていて、雰囲気のある作品でいた。